戻る
全国都市監査委員会
Ａ　議会及び議員に関するもの （監査実務ハンドブック）
※請求日欄については、請求日又は受理日を表示しています。

１ 　逆転当選した市議に対し、和解に基づき損害賠償をし、又はしようとしていることは公金の不当支出である。
[昭和50年3月31日請求　広島県・呉市　（棄却)]

２ 　財産取得に関し、土地開発公社の理事を兼ねる職員が、除斥されないまま議決した行為は、違法である。
[昭和52年4月2日請求　茨城県・常陸太田市　(棄却)]

３ 　市議に対し、根拠条例のない研究費並びに図書費を支給することは、地方自治法第２０３条、第２０４条の２に違反し不当な行為である。
[昭和54年1月19日請求　埼玉県・川越市　(棄却)]

４ 　月途中で就職した議員に対する当月報酬が日割でなく月額で支給されているのは不当な支出である。
[昭和54年9月4日請求　兵庫県・加古川市　(却下)]

５ 　市長が市議会議員に市政調査研究費を支給することは地方自治法第２０４条の２に抵蝕する違法不当行為である。　
[昭和55年5月21日請求　神奈川県・川崎市　(棄却)]

６ 　公務出張である議員海外研修について、費用の３分の２を自己負担することは、条例及び法違反である。
[昭和55年4月26日請求　神奈川県・海老名市　(棄却)]

７ 　神戸市会調査研究費の交付に関する規則等による議員への調査研究費の支給は違法であるので、同規則等の廃止と過去に支給した調査研究費の返還を求める。
[昭和57年6月14日請求　兵庫県・神戸市　(棄却)]

８ 　市議会議員の行政視察旅費の支出は、違法、不当な公金の支出に当たるので、その返還を求める。
[昭和58年12月23日請求　東京都・小金井市　(棄却)]

９ 　議会議員(随行職員を含む）の行政視察旅費の支出は、違法不当な公金の支出に当たるので、その返還を求める。
[昭和59年7月11日請求　大阪府・池田市　(棄却)]

１０ 　６月市議会出席議員へ支給した費用弁償は、適法な支出ではないので、その賠償を求める。
[昭和61年7月21日請求　千葉県・市川市　(棄却)]
　

[判例]
・損害賠償請求事件（第１審）

１１ 　宇和島市議会議員の公用車乱用に関する措置請求。
[昭和61年9月29月請求　愛媛県・宇和島市　(棄却)]

１２ 　市議会議員への費用弁償は、違法支出となるので、９月市議会以後の支出の再検討及びその差止めを求める。
[昭和61年9月20日請求　千葉県・市川市　(棄却)]

１３ 　９月市議会出席議員へ支給した費用弁償は、適法な支出ではないので、不当利得返還請求権の行使を求める。
[昭和61年11月10日請求　千葉県・市川市　(却下)]

１４ 　守山市議会議員の市政調査費の違法な公金支出に関する措置請求。
[昭和61年11月29日請求　千葉県・守山市　(棄却)]

１５ 　無会派議員を交付の対象から除外した市政調査研究費の支出は、法の下の平等に反する不当な公金支出である。
[昭和62年3月17日請求　神奈川県・茅ヶ崎市　(棄却)]

１６ 　市議会議員が議会専用車を使用し団体旅行を行つて要した経費は、市に損害を与えたことになり補填を求める。
[昭和62年3月4日請求　大阪府・池田市　(棄却)]

１７ 　市議会の会派に対する調査研究費の交付は違法かつ無効であるのでこれによつて生じた損害の補填等を求める。
[昭和62年11月27日請求　徳島県・徳島市　(棄却)]

１８ 　市議会の会派に対する調査研究費の交付は違法かつ無効であるのでこれによつて生じた損害の補填等を求める。
[昭和62年11月30日請求　徳島県・徳島市　(棄却)]

１９ 　選挙違反事件で控訴中の市議会議員が参加した海外視察研修に係る旅費の支出は、違法不当である。
[昭和63年8月2日請求　愛知県・豊川市　(棄却)]

２０ 　市議会議員に対し市条例に定めのない調査研究費を交付したのは、違法な支出であり補填と是正措置を求める。
[昭和63年11月10日請求　大阪府・池田市　(棄却)]

２１ 　市議会報の記事は、事実に反するため、発行にかかる経費支出は無効であり、損害を賠償させる措置を求める。
[昭和63年6月30日請求　兵庫県・川西市　(棄却)]

２２ 　市議会常任委員が行つた視察に対する旅費支給は必要な法的手続がなく公務ではないので違法支出にあたる(市長に対する措置請求）。
[平成元年7月7日請求　東京都・東村山市　(棄却)]

２３ 　過去１年間の委員会及び会派の全視察につき、使途を調査し、不適切な支出があれば、返還を求める。
[平成元年11月14日請求　兵庫県・宝塚市　(却下)]

２４ 　市議会議員(随行職員を含む）の個人研修旅費の支出は、違法不当な公金の支出であるので損害の補填を求める。
[平成3年3月15日請求　　青森県・三沢市　(棄却)]

２５ 　加古川市議会議員の期末手当の支給率は一般職員の期末勤勉手当の合計率で違法、また議員の調査研究費も違法。
[平成2年7月2日請求　兵庫県・加古川市　(棄却)]
　 [判例]
・加古川市期末手当、調査研究費違法支出返還請求（第１審）

２６ 　市議会議員(随行職員を含む）の海外視察旅費の支出は、公金の違法支出に当たるので、その返還を求める。
[平成4年4月10日請求　千葉県・習志野市　(却下)]

２７ 　不正出張を認めている議員の過去の出張を調査し、これに係る公金の不当支出の返還を求めた事例。
[平成4年10月29日請求　兵庫県・尼崎市　(棄却)]

２８ 　議員の行政視察で、バスを提供させたのに旅費の支給を受けたのは、不当支出であるので、市長は返還させよ。
[平成4年9月10日請求　鹿児島県・川内市　(棄却)]

２９ 　市議会公式訪問団の海外旅行は不当であり視察とは認め難いので、市長は、旅費の一部を返還させるべきである。
[平成5年9月9日請求　北海道・札幌市　(棄却)]

３０ 　議員個人の発言に伴う百条委員会の設置は違法なので、市長に、違法に支出した委員会の経費の補填を求める。
[平成5年3月31日請求　東京都・青梅市　(却下)]

３１ 　市議会の会派に対する市政調査研究費の交付は、違法かつ不当な公金の支出である。
[平成5年10月　日請求　東京都・田無市　(棄却)]

３２ 　市議会文教委員会が行政視察中に行つた懇談会の二次会経費は、違法支出とする措置請求。
[平成5年3月26日請求　東京都・稲城市　(棄却)]

３３ 　市議会議員の海外行政視察費用の支出は、市へ不当な損害を与えたもので返還を求める。
[平成5年9月13日請求　神奈川県・平塚市　(棄却)]

３４ 　市議会議員親睦会に対する補助金の交付は違法もしくは不当な支出であるので、交付した補助金の返還を求める。
[平成5年4月20日請求　神奈川県・綾瀬市　(棄却)]

３５ 　組合議会議員へ支給してきた費用弁償は、違法又は不当な支出であったので、その賠償等必要な措置を求める。
[平成5年7月22日請求　愛知県・名古屋港管理組合　(棄却)

３６ 　実体的活動を行っていない再開発事業協力団体に支出した補助金の返還及び支出差止めを求める。
[平成5年9月14日請求　大阪府・大阪市　(勧告)]

３７ 　議員が実施した行政視察は法令や条例等の合法的根拠を持たない違法不当な視察である。公金の返還を請求する。
[平成5年2月9日請求　大阪府・高槻市　(棄却)]

３８ 　市会調査研究費は実質的に政治活動助成金であり公益性がない等の理由により、その支出は違法・不当。
[平成5年9月24日請求　兵庫県・神戸市　(棄却)]

３９ 　議会は議員に期末手当を支給しているが、その一部は勤勉手当に相当し、違法な公金の支出にあたる。
[平成5年6月18日請求　兵庫県・姫路市　(棄却)]

４０ 　市議のオーストラリア等の海外視察の中止に係る取消料の返還を尼崎市長に求める。
[平成5年9月2日請求　兵庫県・尼崎市　(棄却)]

４１ 　市議の欧州海外視察の中止に係る取消料の返還を尼崎市長に求める。
[平成5年10月6日請求　兵庫県・尼崎市　(棄却)]

４２ 　法律に基づかず、議会運営委員会の出席者に支出した費用弁償の返還を求める。
[平成5年10月28日請求　兵庫県・尼崎市　(棄却)]

４３ 　議会会派に支出している調査研究費の返還を求める。
[平成6年2月7日請求　兵庫県・尼崎市　(棄却)]

４４ 　議会の研修視察の旅費支出は、郷里へ行くためのものであり、違法不当な公金の支出である。
[平成5年3月30日請求　福岡県・筑紫野市　(棄却)]

４５ 　議会報編集に関する議員の視察は法的根拠をもつ議員の職務活動ではないので受給額を返還させるべきである。
[平成7年2月6日請求　神奈川県・綾瀬市　(棄却)]

４６ 　スポーツ用具の計画的な営業及び販売を目的とした市議会議員の行政視察の旅費は公金の不当支出である。
[平成6年10月4日請求　東京都・立川市　(棄却)]

４７ 　９３年シルクロード国際マラソン大会公式行事不参加の議員・職員に、公費負担分の返還を求める。
[平成6年11月　日請求　奈良県・奈良市　(棄却)]

４８ 　市議会議会報編集委員が視察した旅費・日当として支払った金員は、違法な公金の支出に当たる。
[平成7年12月27日請求　東京都・小金井市　(棄却)]

４９ 　市議会の正規に会派を結成していない議員に交付された市政調査研究費の返還を求める。
[平成7年4月10日請求　大阪府・池田市　(棄却)]

５０ 　市が支出した議員に対する海外視察の旅費は、視察内容から判断すると不当な公金の支出である。
[平成8年8月30日請求　神奈川県・海老名市　(棄却)]

５１ 　議員国際研修の参加負担金の返還を求める。
[平成8年9月24日請求　埼玉県・春日部市　(棄却)]

５２ 　永年在職議員等に対する記念品料名目での報償費の支出は違法であるとして必要な措置を求める請求。
[平成8年9月25日請求　愛知県・名古屋市　(棄却)]

５３ 　市議会議員が市政調査交付金で行つた行政視察は公務と認められないので経費の返還を求める。
[平成8年3月6日請求　愛知県・知多市　(棄却)]

５４ 　市民環境常任委員会が実施しようとしている行政視察の旅費の支出は、違法であり公金を支出しないよう求める。
[平成8年6月14日請求　京都府・宇治市　(棄却)]

５５ 　市長が議会会派に交付した調査研究費については、忠実に執行されていないなど、違法・不当な支出である。
[平成8年11月7日請求　大阪府・茨木市　(棄却)]

５６ 　市議会議員に対し、不当に単価の高い議員バッジの購入のために支払われた公金の返還を市長に請求。
[平成　年　月　日請求　兵庫県・尼崎市　(却下)]

５７ 　市議会議員互助会への補助金は、地方自治法第２０４条の２に違反し不当な公金の支出にあたる。
[平成8年12月27日請求　山口県・岩国市　(棄却)]

５８ 　市議会代表団の欧州視察に係るマドリード、ブリュッセル、ロンドンの市内視察の経費支出について。
[平成9年1月16日請求　熊本県・熊本市　(棄却)]

５９ 　市議会議員の海外行政視察は大部分が観光旅行であるから公費による支出は許されない。
[平成9年9月29日請求　宮城県・仙台市　(却下)]

６０ 　議員の海外視察は単なる観光旅行であり、旅費の支出は公金の違法支出に当たるのでその返還を求める。
[平成9年7月2日請求　東京都・調布市　(棄却)]

６１ 　市議会会派の調査研究費視察旅費は要綱に反した不当な支出のため、市長はその額を市に返還すべきである。
[平成9年6月12日請求　東京都・多摩市　(棄却)]

６２ 　市議会議員が行った海外先進都市視察の旅費は、違法・不当な公金の支出である。
[平成10年1月20日請求　神奈川県・横須賀市　(棄却)]

６３ 　市議会議員の海外行政視察旅費の支出は不当であるので返還を求める。
[平成9年4月7日請求　神奈川県・平塚市　(棄却)]

６４ 　百条委員会の設置が違法、不当であるので、委員会経費の支出差止めを求める。
[平成9年8月19日請求　埼玉県・入間市　(棄却)]

６５ 　千葉県市議会議長会臨時総会に出席した本市議長外職員２名が宴会に参加した分の公費支出は不当である。
[平成9年2月21日請求　千葉県・銚子市　(棄却)]

６６ 　市職員及び市議会議員の海外視察で観光部分に支払った費用は返還させよ。
[平成9年7月24日請求　千葉県・船橋市　(棄却)]

６７ 　議員の海外視察研修経費の市長に対する返還請求及び平成９年度実施予定の海外視察研修の取り止め措置請求。
[平成9年　月　日請求　千葉県・松戸市　(棄却)]

６８ 　議員の海外視察研修の公金支出に関する返還措置請求及び平成９年度海外視察予定の取り止めを求める措置請求。
[平成9年7月18日請求　千葉県・野田市　(棄却)]

６９ 　市議会市政調査研究費の交付要綱等に逸脱した使途について。
[平成9年9月5日請求　千葉県・佐倉市　(一部勧告)]

７０ 　市議会議員の海外視察について。
[平成9年7月18日請求　千葉県・柏市　(棄却)]

７１ 　市議会議員の海外視察研修旅行は、視察とは名ばかりの慰安観光旅行であるとして公金の返還を求めた措置請求。
[平成9年7月18日請求　千葉県・流山市　(棄却)]

７２ 　東葛都市議会連絡協議会主催海外視察研修の公金支出が違法に当たるので返還を求める。
[平成9年7月18日請求　千葉県・我孫子市　(棄却)]

７３ 　市議会議員の海外行政視察は、観光を主とする不当なものであり、地方自治法の費用弁償の規定にも違反する。
[平成9年9月25日請求　愛知県・豊橋市　(棄却)]

７４ 　市議会邯鄲市訪問団に対する旅費支出は、違法ないし不当な公金支出であるとして、相当額の返還を求める。
[平成9年9月18日請求　岐阜県・大垣市　(棄却)]

７５ 　津市長及び津市議会事務局次長措置請求。議員の海外出張(４件）は、観光的要素が強く不当な公金の支出。
[平成10年1月28日請求　三重県・津市　(一部却下・一部棄却)]

７６ 　市議会議員(随行職員を含む）の海外視察旅費の支出は、公金の違法支出に当たるので、その返還を求める。
[平成9年9月25日請求　大阪府・池田市　(棄却)]

７７ 　議員遺族への葬儀費用の支出は違法であり、また、贈呈用買置品の使途が不明なため、相当額を返還せよ。
[平成9年8月27日請求　岡山県・岡山市　(棄却)]

７８ 　議員の期末手当の内、職員の勤勉手当相当額分は、不当な公金の支出であるとして返還ないし補てんを求める。
[平成9年12月10日請求　山口県・下関市　(棄却)]

７９ 　市議会総務委員会の行政視察は、①最終日東京泊は不要②委員長には視察の意義がなく旅費は不当な支出である。
[平成10年1月6日請求　山口県・岩国市　(棄却)]

８０ 　市政調査研究費を使用した議員の海外視察は不当違法であり、返還を求めないのは財産管理を怠る行為である。
[平成9年8月14日請求　鳥取県・米子市　(棄却)]

８１ 　高松市議会議員の行政視察につき、変更後の旅費および随行旅費は必要ないのでその是正を求めるもの。
[平成9年　月　日請求　香川県・高松市　(棄却)]

８２ 　高松市議会議員等の海外出張旅費の支出は違法または不当な公金の支出であり、その是正を求めるもの。
[平成9年　月　日請求　香川県・高松市　(棄却)]


戻る