Ｃ　交際費、食糧費及び旅費等の支出に関するもの （全監情報第66号） １ 　市長随行職員の旅費について、市長と同じく特別車両料金（グリーン車使用料金）が支給されたことは違法・不当であり、かかる費用の返還を求める。 [平成17年12月20日　青森県・八戸市　（棄却）] ２ 　川越市長選挙期間中に支出した市長交際費は不当な公金の支出にあたるため返還を求める。 [平成17年12月8日　埼玉県・川越市　（棄却）] ３ 　市長交際費支出のうち、飲酒を伴う公共性の乏しい会合や5,000円を超える懇親会への支出並びに私的な活動と思われる支出の返還を求める。 [平成18年2月23日、3月6･20･22日　長野県・長野市　（棄却）] ４ 　オランダ王国への親善訪問は、観光旅行に占める割合が多く、その支出は違法な支出であり、公費の返還を求める。 [平成18年4月3日　愛知県・弥富市　（棄却）] ５ 　特定の自治会へ交際費から公金を支出する理由はないとして、損害賠償を求める。 [平成17年12月22日　大阪府・茨木市　（棄却）] ６ 　特定の趣味の団体のみに対して、交際費から公金を支出することは、公平さを欠き違法として、損害賠償と今後の支出の差し止めを求める。 [平成18年1月19日　大阪府・茨木市　（棄却）] ７ 　特定の興業団体に対して交際費から公金を支出することは違法として、損害賠償と今後の支出の差し止めを求める。 [平成18年3月3日　大阪府・茨木市　（棄却）] ８ 　助役が市議会の行政視察に同行した際、上級者（議員）と同額の旅費（日当）が支給されたのは、違法・不当である。 [平成18年3月3日　香川県・坂出市　（棄却）] ９ 　別府市長が母校の同窓会の懇親会に出席し、その会費を市長交際費から支出したことに対し、市長及び同支出に関与した職員に同会費相当分の返還を求める。 [平成18年1月13日　大分県・別府市　（勧告）] １０ 　違法・不当な土地の等価交換契約交渉のための出張は、公務とは無関係であり、旅費の返還を市長に求める。 [平成18年3月27日　宮崎県・宮崎市　（却下→住民訴訟）]