「日本のまん中、人がまん中、生活快適都市」
〜 水跳ね 緑かがやき 空 こころ晴れわたるまち 〜
平成18年3月6日上田市、丸子町、真田町、武石村の1市2町1村が新設合併し、「上田市」が誕生しました。
上田市は長野県の東部に位置し、東西約30キロメートル、南北約40キロメートルと南北に長く、総面積は552.0平方キロメートル、人口約16万3千人の市になりました。北の菅平高原は上信越国立公園に、南の美ケ原高原は八ヶ岳中信高原国定公園に指定され、2000メートル級の山々に囲まれた緑輝く、自然豊かな市です。
歴史は古く、奈良時代に信濃国分寺が建立され、信濃の国の文化、経済の中心地域でした。その後は木曽義仲挙兵の地、真田昌幸、幸村など真田一族が活躍した地としても知られています。
国宝八角三重の塔で有名な安楽寺、日本の中心といわれてきた生島足島神社等由緒ある神社仏閣も多く、戦没画学生の遺作を集めた窪島誠一郎氏の開設による無言館には全国から訪れる人も多く、魅力あふれる歴史と観光のまちでもあります。
一方、上田市には脳卒中等のリハビリテーションで有名な鹿教湯温泉や枕草紙にも登場する別所温泉など多くの温泉地があります。全国から保養に訪れるお客さんも多く、自然にふれあいながら英気を養っていかれるため、2度・3度と訪れるお客さんもいます。
産業面では蚕種、製糸産業の隆盛だった時代から引き続き、高度な技術を持つ企業が集まり、製造品出荷額では長野県第1位を誇っています。現在は産・官・学が連携し、新しい産業の創出にも力を入れています。
農業面ではりんご、巨峰、花卉(リンドウ、トルコギキョウ等)及び高原野菜やみどり大根などの特産物を多種生産・出荷しています。
このような歴史・文化・経済を背景にして新市ではまちづくりの基本理念を
(1)市民、地域経済、行政の自立と協働
(2)地域活動の循環と交流
(3)生活環境、地域産業の創造と調和
としました。
市民と行政が協働して、個性あるまちづくり、自然と歴史を大切にしつつ、住んでいて良かった、これからも住みつづけたいまちづくりを進めています。
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