燕市は、平成18年3月20日、隣接しあう燕市と西蒲原郡吉田町、分水町の1市2町の新設合併により誕生しました。面積は110.88km2、人口は84,503人(平成18年4月1日現在)で、人口では新潟県(20市)で7番目の市となりました。
本市は、越後平野のほぼ中央に位置し、信濃川とその分流である中ノ口川、西川に沿って形成されています。インターチェンジ条燕」インターチェンジと上越新幹線「燕三条駅」といった高速交通機関があり、また主要国道116号、289号が整備され、JR越後線、弥彦線が交差するなど交通網が充実しています。気候も雪国のイメージの強い新潟県の中にあって比較的降雪量の少ない地域に属しています。
農地が52%を占め、田園都市の一面もありますが、県下有数の工業地帯であり、金属洋食器、金属ハウスウエアー製品は国内の主要産地となっています。高度な金属複合加工産地として、各種金属・プラスチック等の精密加工、精密金型・精密板金、スピニング加工、鍛造・鋳造・プレス加工、研磨・各種金属表面処理、プラスチック・ゴム成形、接合、各種産業用刃物等々、幅広い分野に対応できる工業都市です。
また、良寛ゆかりの地でもあり、歴史・文化資源が集積している国上山やその一帯を自然環境や景観の保全に配慮しながら市民や観光客の憩いの場、体験の場として整備していく予定です。観光といえばもちろん、日本桜の名所100選の地、大河津分水で行われる豪華絢爛な「おいらん道中」は有名です。
さらに、170年前、宇宙のかなたから31kg(全国3番目)の隕石が落ちてきたミステリアスなまちでもあります。
燕市は、このように「人と自然と産業が調和しながら、進化するまちづくりをめざして(ひとづくり・ものづくり・自然を活かしたまちづくり)」というキャッチフレーズを掲げて新しい都市づくりにまい進しています。
【市章デザインの趣旨】
燕市の「つ」を組み込み、さわやかに飛び交うツバメをイメージ化。だいだい色(半円の部分)は人と産業の活力を、緑と青は自然を表し、調和しながら進化するまちの姿を表現したもの。
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