平成17年9月20日、田沢湖町、角館町、西木村が合併し、仙北市が誕生しました。
人口32,330人、世帯数10,830世帯(平成18年3月末現在)、面積は、1,093.64平方キロメートルの広さで、秋田県全体の9.4%を占めています。
本市は、秋田県の東部中央に位置し、奥羽山脈を境に岩手県と接しています。市の中央には水深日本一の田沢湖(423.4m)があり、北東には十和田八幡平国立公園の八幡平、県内最高峰の秋田駒ケ岳〔1,623m〕を眺め、南は一大穀倉地帯である仙北平野へと開けています。地域の約8割が森林地帯で、奥羽山脈の頂を源とする清流は、仙北平野を潤して「米どころ秋田」の一翼を担っています。
平均気温が氷点下の厳しい冬は、すっぽり雪に覆われますが、春は角館の桜や新緑、秋は抱返り渓谷の紅葉など四季折々の彩が、日々の暮らしを豊かなものにしてくれます。この美しい気候・風土は、掛け替えのない大事な宝物であります。
また、角館の武家屋敷に代表される歴史的遺産や文化、水深日本一を誇る田沢湖や秋田駒ヶ岳などの自然景観、乳頭温泉郷や玉川温泉をはじめとする豊富な温泉、「紙風船上げ」に代表される多くの小正月行事やグリーンツーリズムなど、心の癒し空間といえる豊かな観光資源にも恵まれています。
このような恵まれた自然の中で育まれた伝統文化を礎に、暮らす人々と環境から生み出される仙北市ブランドのさまざまな物産を新たな交流の手立てとして特色あるまちづくりを目指しています。
この目標達成のために
- 観光産業を活かした北東北の「拠点都市」
- さまざまな交流でつくる「生活文化都市」
- 観光や暮らしの中で人の行き来をさかんにする交通の整備
- まちづくりをサポートする行財政の改革
という四つのテーマを掲げています。
市章のデザインは、仙北市の頭文字「S」と3町村の集結と発展、広がりを表現しています。
また、光の三原色のはためきで、観光、躍動を表しています。
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