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全国都市監査委員会


 岩手県 奥州市(おうしゅう)

奥州市 〜歴史息づくめぐみの郷土産業の力みなぎる創造都市〜

 奥州市は、水沢市、江刺市、前沢町、胆沢町、衣川村の5市町村が合併し、平成18年2月20日に誕生しました。
 本市は、岩手県の内陸南部に位置し、総面積は、993.35平方キロメートルと広大で、東西に約57km(キロメートル)、南北に約37km(キロメートル)の広がりがあります。人口は、131,272人(平成18年2月20日現在)で、岩手県全体の9.4%を占め、県内では盛岡市についで第2位の人口規模となり、県南の中核都市、副県都にふさわしいまちづくりを進めています。
 地域の中央を北上川が流れており、北上川西側には胆沢川によって開かれた胆沢扇状地が広がり、水と緑に囲まれた散居のたたずまいが広がっています。
 奥州市最高峰の焼石岳(1,548m)を主峰とする西部地域の焼石連峰は、ブナの原生林が多く残されています。また、北上川東側には、北上山地につながる田園地帯が広がり、東端部には、種山高原、阿原山高原が連なっており、地域全域が緑のあふれる豊かな自然に恵まれています。
 土地の利用状況は、農地の割合が高く、稲作を中心とした複合型農業により、食味特Aランクの銘柄米をはじめ、高い評価を受けている肉用牛、りんごなどの産地を形成する県内屈指の農業地帯となっています。また、東北新幹線、東北自動車道をはじめとする交通の利便性の良さを背景に、県内でも屈指の商業集積が進み、工業団地等が整備され、鋳物、箪笥などの伝統産業や基幹産業の事業展開が図られています。

【市章】
 奥州市の「奥のO」と「州のS」の外郭に、中心に「米」を納めて「奥」の字を簡略化しています。奥州市を流れる北上川とその澄んだ空を青で、主要産業である農林業を緑で表し、夢のある未来に向かって向上発展する市勢・市民の姿を単純明快にシンボライズしています。

【奥州市ホームページアドレス】
(http://www.city.oshu.iwate.jp)