にかほ市は、仁賀保町、金浦町、象潟町の三町が合併し、平成17年10月1日に誕生いたしました。秋田県南西部に位置し、南に鳥海山、西に日本海を臨む、山と海に抱かれた風光明媚なまちです。南北に約23km、東西に約17kmの範囲に広がり、面積は約241平方kmとなっています。
鳥海山の山すそが海岸近くまで延び、海岸部の平野部に人口が集中しています。気候は、秋田県内では春の訪れが最も早い温暖な地域として知られ、降雪量も最も少ない地域です。市内を国道7号とJR羽越本線が走り、秋田県南西部の玄関口となっています。
春。三崎公園から勢至公園、そして仁賀保公園へと北上する桜前線が、人々の心を和ませます。
夏。岩ガキやウニなど、日本海の恵みは食卓を彩り、各地で行われる夏のイベントが夏の思い出に華を添えます。
秋。さわやかな秋風が吹きぬける仁賀保高原では、15基の風車のふもとでススキが揺れています。
冬。ハタハタ漁やタラ漁で港が活気にあふれ、砂浜には「ブリコ(ハタハタの卵)のじゅうたん」が見られます。
豊かな自然と歴史・文化遺産に支えられた「観光」、日本海の恵みを生かした「漁業」、電子部品を主体とするハイテク産業が集積する「工業」と、豊富な資源に恵まれたにかほ市は、伝統ある文化と最新の技術がバランスよく共存するまちです。
人口3万人足らずとコンパクトな自治体ですが、消防や救急、ごみ処理や公共下水道など、旧三町時代からいち早く広域連携に取り組み、地域同士の結びつきも深いまちです。
【夢あるまち】
市民一人ひとりが、健康で輝き、思いっきり明るい夢と希望を語り、誇りの持てるまちづくりを目指します。
【豊かなまち】
緑豊かな森、美しい清流など恵まれた自然に育まれ、田園と都市が調和する地域づくりに努めるとともに、経済的な豊かさと心の豊かさやゆとりを感じることができる、魅力あるまちづくりを目指します。
【元気なまち】
世界的視野に立った連携や交流を進め、新しいことにどんどんチャレンジする元気なまちづくりを目指します。
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