平成18年2月11日、旧宮田町と旧若宮町が合併し、新「宮若市(みやわかし)」が発足しました。この地域には、明治22年の町村制施行により、宮田村、香井田村、笠松村、若宮村、中村、山口村、吉川村、日吉村の8ヵ村が誕生しました。その後、大正15年には宮田村が町制施行により宮田町となり、昭和2年に、香井田村を編入しました。
昭和18年には、若宮村に町制が施行され若宮町となり、昭和26年に若宮町が中村・山口村と合併しました。さらに昭和30年には、宮田町が笠松村の一部と合併し、若宮町が吉川村と合併し、笠松村の一部(弥ケ谷地区)が編入されました。さらに、同年7月に若宮町の一部(如来田地区)が宮田町に編入され、合併前の若宮町域となりました。
そして、平成18年2月11日、旧宮田町と旧若宮町が合併し、現在の市域となりました。明治初期までは、両町とも犬鳴川及びその支流に開けた水田と周囲の山林を資源として形成された農村でした。
宮田地区は、明治17年に石炭採掘が開始されて以来、明治、大正、昭和のほぼ1世紀にわたり大規模なエネルギー供給地として発展してきました。しかしながら、昭和30年代からはじまったエネルギー革命の影響を受けて、炭鉱が閉山し、石炭産業の時代も終わりを迎えました。その後は、自動車産業やIC産業等の企業立地の実現により、新たな基幹産業の時代へと入っています。
また、若宮地区は、炭鉱開発などはなく、農業を基幹産業とする純農村地域として現在に至っています。また、国指定史跡の竹原古墳、脇田温泉、産直販売を行うドリームホープ若宮等を中心とした観光にも力を入れています。
【概要】
人口31,209人(平成18年5月31日現在、面積139.99平方q
【市章の説明】
宮若市の「み」の文字をモチーフに、市民が明るく輝き、飛躍している様子を表現しています。3枚の葉は、「ひと」「みどり」「産業」を意味し、市民と企業と行政が協働している様を表現しています。
また、シンボルカラーのオレンジは、「太陽・輝き」を、グリーンは、「豊かな自然」を表しています。 |