南房総市は、平成18年3月20日に、富浦町、富山町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町、和田町の6町1村が合併して誕生しました。
房総半島の南端に位置し、北は県下最高峰の愛宕山(480m)をはじめとした房総丘陵を抱え、西に東京湾、東と南には太平洋と、3方を海に囲まれ、その海岸線は南房総国定公園に指定されています。総面積は230.22km2で西に約21km、南北に約25kmの広がりがあります。人口は45,631人で、世帯数は16,825世帯です。(平成18年4月1日現在)
本市は、沖合を流れる黒潮の影響を受け、冬は暖かく夏は涼しい海洋性型気候で、年間平均気温は約16度です。早春の花畑や海水浴、里山ハイキングを中心に年間約5百万人が訪れる観光のまちです。また、農業では水稲、野菜、酪農のほか、温暖な気候を生かして、びわ、みかんなどの果実、花卉の栽培が盛んです。
首都東京から100km圏内にありますが、近年、東京湾アクアラインの開通や高規格道路の延長により首都圏との交通アクセスが良くなり、市内には「全国の道の駅グランプリ2000」で最優秀賞を受賞した「富浦びわ倶楽部」をはじめ、7つの「道の駅」があり、道路などの情報拠点、観光拠点、都市との交流拠点として利用されています。
新市では、合併という選択が未来への飛躍と夢の実現の第一歩であり、市の将来像を「ひと・ゆめ・みらい 地域で創る魅力の郷 南房総」と設定し、
@ 民間活力を生かした市民と協働のまちづくり
A 市民に開かれた清潔な市政を
B 実現健全な行財政基盤確立を
C 基礎的な社会資本の整備を推進
D 産業振興と雇用の場の確保
E 定住・半定住人口の増加を
F 元気で長生き、保健・医療・福祉の充実
G 子供たちの教育、子育て支援の充実
H 自然環境を守り、資源循環型社会の構築
I 災害に対処できる快適・安全なまち
の10項目をまちづくりの指針として、施策の展開を進めています。
【市章の説明】
7つの地域を広がりのある花びら7枚にたとえて、南房総の暖かい春をイメージし、夢と希望が自然と共存し発展する姿をデザインしました。
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