甲州市は平成17年11月1日に、塩山市、勝沼町、大和村の3市町村が新設合併により誕生しました。
本市は、山梨県中心の甲府盆地東部に位置しており、「夏は暑く冬は寒い」盆地気候と、山岳気候が同居する、総面積264.01km2、人口37,086人、世帯数12,835世帯(平成18年4月1日現在)の果実と観光のまちです。
北部の秩父多摩甲斐国立公園内より連なる日本百名山の一つ、大菩薩嶺をはじめ雄大な山々や渓谷、清流など美しい自然環境に恵まれ、山岳地帯からの複数の河川により形成された複合扇状地には、広大な果樹地帯が広がり、いちご、さくらんぼ、スモモ、もも、ぶどう、柿など四季を通じ香り高い新鮮な果物を味わうことが出来ます。中でも勝沼地区は、ぶどうとワインの生産量が日本一の農産業地区であり、ワイン醸造発祥にまつわる近代化遺産と、広大なぶどう畑や約40社を超えるワイン工場が点在しています。
市内各地には由緒ある神社仏閣や、武田信玄が名を馳せた甲斐武田氏ゆかりの歴史建造物など、数多くの国宝や重要文化財があり、歴史の深さを感じさせ、自然や果物と共に人々を引きつけるすばらしい景観を有し、また交通面でも、東京都心よりJR中央線で二時間ほどの距離にあり、首都圏から伸びる中央自動車道路を南の玄関口とするアクセスの良さで、年間を通して非常に多くの観光客が訪れます。
このような環境と特色を生かしつつ、本市では@各地域で育んだ文化伝統や農産業を尊重しつつ、共に手を携え互いに補完しあい、特色のあるまちづくりを目指す「連携による新市の構築」A広域(新市)・中域(旧市町村)・狭域(地域コミュニティ)による自治の三層化を提唱する「新しい自治の形の形成」Bモノの充足から心の充足に移り変わる市民ニーズへの対応のため「新たな価値観の創造」を基本理念として、「豊かな自然、歴史と文化に彩られた果樹園交流都市」をまちづくりの将来像として目指しています。
甲州市ホームページ
http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu/
【市章の説明】
武田菱と光に輝く葡萄の実を表現しています。豊かな自然、歴史と文化に彩られた果樹園交流都市のイメージをあらわしています。
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