合志市は、平成18年2月27日、合志町と西合志町の2町が合併して誕生しました。
本市は、県都熊本市の北東部に位置し、人口53,101人(平成18年8月末現在)、総面積は53.17km2です。熊本空港や九州縦貫自動車道からの利便性もよく、私鉄(熊本電気鉄道)の沿線にあって、道路網も整備され、市街化が進み、熊本都市計画区域の中で生活圏を同じくする住宅都市として人口増加の一途を辿り、上下水道の整備など住環境の整備に努める一方、職住近接の産業都市として、また、自然豊かな地域としての面をあわせ持つ都市として発展してきました。
北部地域は阿蘇の火山灰が降り積んだ黒ボクと呼ばれる火山灰性腐植土で覆われた農地が広がり、県内有数の穀倉地帯で、酪農・施設園芸・葉たばこ・水稲など多種多様な農畜産物の生産が盛んです。また、南部地域では以前から住宅地及び商業地を中心に形成されていましたが、近年では、これまでの市街地と連続してさらなる住宅地が広がり、新市街地を形成しています。また、国県の農業研究センター等の研究機関やIC半導体関連企業等が立地し、熊本県における工業生産の中で大きな役割を果たし、活力ある豊かな地域となっています。
また、種々の正式競技のできる広さと設備を備えた体育館、文化ホール、図書館、公民館、歴史資料館、福祉会館からなる市総合センター「ヴィーブル」や、西日本有数の蔵書数を誇る天文台があるユニークな市立西合志図書館、全国でもめずらしい子どもから高齢者まで幅広い福祉活動の拠点となっている複合型の保健福祉センター「ふれあい館」などがあり、多くの市民に利用されています。
本市では、「人と自然を大切にした協働によるまちづくり」を基本理念に、住環境の整備や産業の振興を図るための基盤整備など、地域特性に配慮しつつ、すべての人々が安全にかつ安心して暮らせるまちづくりを進めています。
≪市章について≫
合志市のイニシャル「K」の文字をモチーフに、新市の将来像「未来輝く産業・定住拠点都市」、基本理念「人と自然を大切にした協働によるまちづくり」のイメージをあらわし、合志市の魅力と活力あふれる繁栄発展を象徴した市章としました。赤(丸印)のポイントは市民の市政への情熱を示します。 |