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全国都市監査委員会


 高知県 香南市(こうなん)
 香南市は、平成18年3月1日赤岡町、香我美町、野市町、夜須町及び吉川村の4町1村が合併し、誕生しました。
【概要】
 当市は、香長平野の東端に位置し、高知市から東へ概ね20数kmの距離にあり、総面積は、126.71km2で、東西17.5km、南北16.5kmです。県都高知市へは国道55号が通じ、近年高知市のベッドタウン化が進展しています。
 南部地域は太平洋に面する海岸部と肥沃な平野部が東西に広がり、中部地域は低山が連なる中で豊かな里山環境が残り、北部地域は標高約300〜600mの四国山地の一部を構成しているなど、地域内を四国山地を源流とする物部川、香宗川、夜須川などが流れ、豊かな水と緑に包まれた地域です。
 国勢調査による平成17年の香南市の人口は33,540人、世帯数は12,539世帯でした。平成12年国勢調査時に比べ、人口は2.7%増加しています。
 気候は、南海型の気候区分に属し、温暖な気候に加え、年間降水量は県下でも少ない地域となっています。温暖で雨が少ない気候を利用して、古くから野菜の早出し栽培に取り組み、ハウス栽培を中心とした野菜園芸が発展してきました。米作とともに、なす、みかん、メロン、すいか、トマト、ピーマン、キュウリ、オクラ、ししとう、ニラ、スターチスなどの特産品を産出して生産性の高い農業が営まれています。
 商工業では、クリーンで自然に配慮した企業誘致が進められており、半導体製造工場など、特色のある企業立地が進んでいます。
【まちづくりの方向性】
 この豊かな自然に育まれてきた環境の中で、住民が輝きながら生活を送り、「ここで生まれてよかった」「ここに住んでよかった」と、心から思える元気な"まち"を構築するために、様々な取り組みを推進し、この地に住む人はもちろんのこと、訪れる人々がこの地に愛着を持って心に刻んでもらえる目標像を「美しい水と緑と風に包まれ 元気で豊かに光るまち」と定め、その実現のため次の4つの重点目標を掲げます。
 @みんなが集まるまち
 Aみんなが誇れるまち
 Bみんなが元気あふれるまち
 Cみんなが手を取り合うまち