平成18年3月5日、北見市、端野町、常呂町、留辺蘂町が合併し、新たな「北見市」が誕生しました。人口13万人、全国第4位の面積を有し1,427平方キロメートル(うち山林が938平方メートル)の広大な規模となりました。
北見市は北海道の東部に位置し、オホーツク海に面する常呂地区から北海道の中央部を縦断する大雪連峰石北峠まで110キロメートルを擁し、東京駅から箱根までの距離に匹敵します。
寒暖の差が50度あり日照率が高く、台風・地震がないという気象条件の中で春夏秋冬の折々の鮮やかな自然を背景として美しい街並みと、産業・経済・情報、「オホーツクサイクリング」、「サロマ湖100キロマラソン」、「ラグビー合宿の里」、「カーリングのまち」等スポーツの発信基地として成長しています。また、企業・大学・行政が連携を深めながら技術力の向上や新製品開発など関連企業の振興を図っています。
さらに日本では有数の日照率や広大な土地と豊かな森林資源に恵まれた条件を生かした農林業やソーラーエネルギーの利用など様々な取り組みが行われています。基幹産業である第一次産業は、生産量が全国一のタマネギ、ホタテ、カキ、白花豆などが主要産物です。
北見市の名の由来は、明治2年蝦夷を北海道に改めた折、晴れた日にはカラフト島が見えることから稚内からオホーツク沿岸までを北見国としました。このことから昭和17年市制施行でのつけ野付うし牛ちょう町から北見市と命名されました。
新しい北見市は「人・まち・自然きらめくオホーツク中核都市」をスローガンに市民参加型の人にやさしいまちづくりを目指しています。
市章
北見市の市章は、旧北見市において昭和22年9月6日に制定されたもので、「北」の文字と秤りの「分銅」を図案化したものです。秤りの持つ機能=「常に公平」であるという意を託しています。
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