〜元気で安心、自然の中で交流の輪がひろがる文化創造都市〜
紀の川市は、平成17年11月7日に那賀郡を構成する6町のうち、打田町、粉河町、那賀町、桃山町、貴志川町の5町が新設合併し、和歌山県内8番目の市として誕生しました。
本市は和歌山県の北部に位置し、北に和泉山脈、南に紀伊山地を控え、中央部を市の名称になっている一級河川「紀の川」の清流が東西に貫流しています。また南部からは貴志川が紀の川に合流しています。平地はこれらの河川に沿って発達しています。
本市の人口は70,139人、世帯数は24,399世帯(平成18年5月末日現在)、総面積は228.54km2で、和歌山県の面積の約5%に該当します。
交通の面では国道24号、国道424号線が幹線道路としての役割を果たしており、現在、和歌山市及び奈良・京都方面とを結ぶ京奈和自動車道の建設が予定されています。また、市の北西約25kmには関西国際空港が位置し、地域の中心からは府県道泉佐野打田線などにより、約1時間で達することができます。
産業面では、恵まれた自然条件や地理的条件を生かした農業が基幹産業となっており、稲作のほか果樹栽培が盛んで、山麓部や丘陵部ではその地形を生かして、柿・みかん・八朔が、また平野部では桃・イチジク・イチゴ等が生産されています。 特に桃の栽培については全国有数の産地として知られています。また農産物や地元特産品の直売施設である「めっけもん広場」は総売上げで全国一を誇ります。
文化・観光面では、西国三十三箇所観音霊場第三番札所として、いまも多くの巡拝者が訪れる「粉河寺」、史跡紀伊国分寺跡をはじめ数多くの歴史、文化資源を有しています。また旧那賀町は世界初の全身麻酔による手術に成功した「医聖
華岡青洲」のまちとしても知られています。総面積の約4割を占める山林は、自然に恵まれた地域資源であり、この美しい自然の中、6月には野生のホタルが飛び交う姿を見ることができ、近年観光スポットとなっています。
本市は、紀の川水系や紀伊山地など恵まれた自然条件・風土、またこれらと調和して蓄積されてきた伝統・文化を生かし、新市の将来像である文化創造都市の実現のために、(1)いまの暮らしを大切にする(2)地域の活力を養う(3)交流でまちを元気にする(4)住民主体のまちづくりをする(5)新市の総合力を発揮する 以上の基本的な考え方のもと、魅力あるまちづくりを進めていきます。
紀の川市HP(http://www.city.kinokawa.lg.jp/)をご覧ください。
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