人口の減少や少子高齢化の進展、日常生活圏の拡大、行政ニーズの多様化・高度化、地方分権の進展、厳しい財政状況など、地方を取り巻く環境が大きく変化しており、これらの課題に的確に対応し住みよい地域社会を実現するため、平成18年2月27日、弘前市、岩木町、相馬村の1市1町1村により新設合併し、新しいまち「弘前市」として誕生しました。
新市は、青森県の西南部に位置する内陸型地域であり、総面積523.60km2、人口187,783人、世帯数69,380世帯(平成18年5月1日現在)となっています。
東に奥羽山脈の八甲田連峰、西に霊峰岩木山、南には世界遺産に登録されている白神山地が連なり、山々に抱かれた平野部においては、県内最大流域面積の一級河川岩木川が、約30qにおよび緩やかに北流しています。その流域の肥沃で広大な津軽平野は県内屈指の穀倉地域を形成しています。また、平野周辺部の小高い丘陵地帯には、生産量日本一である「りんご」の樹園地が85.44km2にわたり広がっています。
新市においては、岩木山に代表される恵まれた豊かな自然を守りながら、自然資源や歴史・文化資源、農林業資源、都市的環境や学術研究機能を効果的に結びつけた産業振興を図ります。
また、それぞれの地域がこれまで育んできた伝統や個性を生かし、市民一人ひとりがいきいきと生活できる文化の香り高い都市を目指します。
このような考えから、新市の目標を「自然と共に生きる豊かな産業・文化都市」と掲げて、地域の個性を生かした魅力あるまちづくりに取り組んでいくため、
- 人とふれあい、人が輝くまち
- 伝統を大切に、文化が育むまち
- 地域資源を生かした豊かな産業のまち
- 自然と調和した潤いのあるまち
- 安全で快適なあずましいまち
の五つの将来像を設定し、実現することを目指しています。
その他、弘前市に関することは、
ホームページ「http://www.city.hirosaki.aomori.jp」をご覧ください。
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