平成17年10月1日に旧浜田市、金城町、旭町、弥栄村、三隅町の5市町村が合併し新「浜田市」が誕生しました。
新市は、古くから海と山の恵みを受け、同じ政治、経済、文化圏として一体的に栄えてきた地域です。
新市の人口は、約6万3000人で松江市、出雲市に次いで島根県内で3番目となり、今後も島根県西部の拠点都市としての発展が見込まれています。
市域は面積が689.44平方キロメートルで益田市に次いで島根県内で2番目であり、東部は江津市、邑南町と接し、西部は益田市、南は広島県と接し、東西約46.4キロメートル、南北約28.1キロメートルです。
また、新市は、豊かな自然と温泉や、景勝の畳ヶ浦、石見神楽、白イルカの泳ぐ中四国最大級の水族館・アクアスなどの地域観光資源、高速道路や港などの産業都市基盤、そして島根県立大学や世界子ども美術館、石正美術館などの学術・文化施設や医療福祉施設などの社会生活基盤を有しています。
なお、当地が生んだ著名文化人として、日本画家の橋本明治、新劇の父・島村抱月を輩出しております。
当市の特産品として、全国で13箇所ある特三漁港の1つに指定されている浜田漁港から水揚げされる "どんちっちブランド3魚(ノドグロ、カレイ、アジ)"、金城町の和紙、旭町の梨、弥栄町の米、三隅町の柿などがあります。
当市へのアクセスは、萩・石見空港からは車で50分。広島市から浜田自動車道を利用して1時間余りとなっています。
今後のまちづくりを進めるに当たっては、地域に特色あるまちづくりができるよう、旧市町村単位の自治区制度を導入しています。また、「青い海・緑の大地 人が輝き文化のかおるまち」をまちづくりの理念とし、「安心して、健やかに、楽しく住める一体的なまちづくり」と「地域の個性を活かしたまちづくり」を基本に、魅力と活力に溢れ、21世紀に飛躍する市民主体の新しいまちの実現をめざします。
(※「どんちっち」とは、石見神楽のお囃子を子ども達が表現する言葉。)
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