五泉市は、新潟県のほぼ中央、県都新潟市の南東に位置する、人口約58,000人、面積351.9平方kmを擁する市です。
2006年1月1日、隣り合う2つの市町(旧五泉市と旧村松町)が合併し、新五泉市が誕生しました。良質で豊富な水資源に恵まれ、古くから絹織物の産地として知られ、戦後めざましい発展をみたニット産業は、全国的な産地となっています。また、山紫水明、緑豊かな山々や清らかな川の流れ、肥沃な大地などの自然の恵みの中で、全国的にも有数なぼたん、チューリップ、栗や銀杏(ぎんなん)、里芋、れんこん、養殖鯉など数多くの特産を生み出しています。
雪解けとともに咲く、郷屋(こうや)の水芭蕉。全国さくら名所100選に選ばれた村松公園の桜、国指定の天然記念物となっている小山田(おやまだ)の彼岸桜。150万本が咲き乱れ、一面が花のじゅうたんとなるチューリップ。115品種、5,000株が咲き誇るぼたん百種展示園など、花のまちとして、多くの観光客が訪れます。
五泉の市章は、頭文字「五」を、チューリップの花にシンボライズしています。2つの丸は、合併した2市町の人々が手を取り合い、未来に向かって躍動する様子を表現しています。また、上部は三方の山を、下部は阿賀野川、早出川を表し、青色は清流、緑色は自然を表しています。
市の木は『さくら』で、古くから五泉市民に親しまれているとともに、市内には国内で屈指の名所があります。「村松公園」の桜は、全国さくら名所100選に選ばれ、また、「小山田の彼岸桜」は、国の天然記念物に指定されているほどです。
市の花は『ぼたん』で、東公園内の「ぼたん百種展示園」には、115品種5,000株のぼたんが大輪の花を咲かせ、市民の方々はもちろん、来園者の人々を楽しませています。また、ぼたんの生産量と出荷量は、ともに国内で1,2を争うほどで、五泉市が誇る特産品の一つです。
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