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全国都市監査委員会


 長野県 安曇野市(あずみの)

安曇野市 平成17年10月1日、豊科町・穂高町・三郷村・堀金村・明科町が合併し、人口99,080人(平成18年4月1日現在)、総面積331.82km2の「安曇野市」が誕生しました。
 本市は、長野県のほぼ中央部に位置し、北は大町市、南は松本市に隣接し、西部には北アルプス連邦がそびえ立つ中部山岳国立公園の山岳地帯で、燕岳、大天井岳、常念岳などの海抜3,000m級の雄大な山々があります。また、北アルプスを源とする中房川・烏川・梓川・などが犀川に合流する東部は、「安曇野」と呼ばれる海抜500〜700mの概ね平坦な複合扇状地となっています。 この一帯は、河川の豊富な水、肥沃な大地に恵まれて信州の穀倉地帯として集落が形成されてきました。
 気温は年較差が大きく、夏は30℃以上、冬は−10℃以下となる日があり、昼夜の寒暖差も大きく、年間降水量も1,000m程度と、比較的降水量の少ない内陸性気候で大変暮らしやすい地域です。
 北アルプスの山麓に広がるのどかな田園風景、清冽な水の流れと大地が育んださまざまな自然環境と文化は、臼井吉見の小説「安曇野」で描かるとともに、作家の川端康成、井上靖、日本画家の東山魁夷の3人が訪れた際「残したい静けさ美しさ」と名句を残すなど当地域は、四季を通じて多くの観光客が訪れています。
 本市では、住民と行政が共に協力してまちづくりに取り組む「住民と行政の協働のまちづくり」と、これまでそれぞれの地域で培ってきた歴史や文化、自然環境・景観を守り、「暮らしやすさと産業発展のバランスが取れた田園都市づくり」を大きな目標に掲げ、新しいまちづくりを進めています。

【市章】
 安曇野市の「安」の字を図案化し、色彩は自然をモチーフにした緑色を使用しており、デザインの中央上部の輪は、安曇野市民の輪と団結をイメージしています。