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全国都市監査委員会


 鳥取県 米子市(よなご)

 米子市は、平成17年3月31日に米子市と淀江町が合併して誕生しました。
 本市は、鳥取県西部に位置し、西は島根県安来市と県境で接しています。面積132.21km2、人口(9月1日現在)150,453人、世帯数60,013世帯となっています。 南に秀峰大山(1,729m)を仰ぎ、北に紺碧の日本海及び皆生温泉があり、また四季を通じて雄大な自然から生み出される山海の幸に恵まれ、旅行、レジャーに最適な地であります。
 また、本市は、鉄道、国道、高速自動車道、空路などの基幹交通網の結節点に位置している関係で、商圏は、県内西部地域のほか広島県・岡山県北部、島根県東部に及んでおり、大型店舗は、近隣の施設とも併せて6ヶ所も立地し、山陰の商都を形成しています。
 中国山地を源とし県西部を北流する日野川の流砂によって日本海に形成された巨大な砂洲の弓ヶ浜半島(日本の渚百選に選定)では、特産の白ネギの生産が盛んにおこなわれており、特に鍋物の需要期にはなくてはならない食材となっています。 このほか南部地域では、二十世紀梨を生産し、全国にその名が知られています。また、本市は、中国山地において、328haの造林及び水源涵養林の造成に努めており、下流部の米子市内において、伏流水として汲み上げ上水道として給水しています。
 また、市内皆生温泉は、宿泊施設の整った歴史のある温泉町を形成しており、全国でも珍しい海に湯が湧く温泉地であります。ここには、大型の入浴施設があり、市内外の来場者で連日賑わっています。
 一方、製造業としては、誘致企業の紙パルプ製造工場や液晶製造工場などがあり、経済発展や雇用の安定に寄与しています。流通関係の企業には流通業務団地を造成しており、定期借地制を導入し、弾力的な運営に努めています。
 新米子市は、「交流と連携を育み、新しい文化を創造する都市」づくりを目指して、従来よりある都市基盤に加えて、古来からの歴史・文化的財産との融合を図り、新市の建設を進め、市民が快適に暮せる街づくりを推進したいと考えております。