うきは市は、平成17年3月20日に浮羽郡吉井町と浮羽町が合併し誕生した市です。本市は、東西13q、南北11.8q、面積は117.55km2、人口は34,041人で、福岡県の南東部に位置し、北は朝倉郡朝倉町及び杷木町、西は久留米市、南は八女郡星野村と大分県日田市、東は大分県日田市と接しています。地形は、南に耳納連山を抱き、北に「筑紫次郎」と称される一級河川「筑後川」が流れている自然に恵まれた地域で、北側から平坦部、山麓部、山間部が東西に帯状に広がっています。 平坦部は筑後川が形成した沃野で、米麦を中心に花卉、イチゴ、トマトなど施設園芸も盛んであり、吉井、千足、大石などの町場が形成されています。
耳納山麓の山麓部には県内有数の果樹園が形成され、四季を通じて様々な果樹が豊かに実ります。山間部は美しい棚田を内包する森林地帯で、林産資源を産出するとともに、清冽な地下水を涵養しています。
これらはみな、豊かな恵みをもたらして、人々の生活を支えるとともに、美しい自然景観を織りなして、うきは市に住む人々の誇りとなっています。
また、うきは市は、単に自然豊かなだけの地域ではありません。市内に点在する装飾古墳は、太古の昔より高度な文化を持つ人々がこの地域で暮らしていたことを物語っています。また、近世には久留米と日田とを結ぶ重要な街道上に位置することから、吉井などの宿場町が形成され繁栄しました。現在でも国道210号とJR九州の久大本線が市内を東西に貫通しており、九州横断自動車道の朝倉ICや杷木ICにも近く、域外と交流する上で恵まれた条件を備えています。このため最近では、うきは市の豊かな自然や温泉がもたらす゛癒し゛や、悠久の゛歴史゛、風情のある゛景観゛、新鮮な農産物などの゛恵み゛を求めて訪れる人々が増加し、交流が活発に行われています。
うきは市は、これらのように豊かな自然をさらに魅力あるものにするため、新市の将来像を「郷土の魅力、未来へつなぐ心のふるさと −誇り・交流・夢−」と定め、その将来像を実現するために、
(1)豊かな自然と歴史・文化の融合したまちづくり、(2)農林業や地場産業の活性化を進めるまちづくり、(3)訪れる人がまた来たくなる交流のまちづくり、(4)笑顔が美しい、いきいきしたひとを育むまちづくりの4項目を基本目標として、新しいまちづくりを進めていきます。
うきは市HP
(http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/)ご覧ください。 |