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全国都市監査委員会


 北海道 士別市(しべつ)

士別市 士別市は平成17年9月1日、士別市と上川郡朝日町の1市1町による新設合併により誕生しました。
 本市は、北海道の北部に位置し、天塩岳を源流とする道内第2の長流「天塩川」の最上流部にあり、総面積1,119.3 km2、人口24,005人、世帯数9,951の農林業を基幹産業とするまちです。
 明治32年、最北で最後の屯田兵により開拓されて以来、全国各地から入植した先人の努力により開発が進み、昭和29年には、当時の士別町ほか3村との合併により旧士別市が誕生、昭和37年に朝日町が町制を施行し今日まで発展してきました。
 気候は、冬は最低気温−31.4℃を記録する積雪寒冷地ですが、夏は日照に恵まれ、最高気温29.6℃、年間降水量1,000o前後で、内陸性のさわやかな季節となります。
 交通機関は、JR宗谷本線、高速道央自動車道(インターチェンジは日本最北)、国道40号および道道が縦横に伸びており、札幌まで、列車・車ともに約2時間の距離となっています。
 産業は、主作物の米のほか、ビート・アスパラガスなどの寒冷地作物や畜産、林業などが盛んで、観光は「羊と雲の丘」のサフォーク種のめん羊をテーマとした牧場をはじめ、「岩尾内湖」周辺の美しい自然展望やキャンプが楽しめます。
 また、「試験研究のまち」として、積雪寒冷の自然条件を活かし、トヨタ自動車をはじめとした自動車関連の試験研究施設が立地し、さらに「合宿の里」として陸上競技の中・長距離や、サマージャンプ台でのスキージャンプ合宿が盛んに行われています。
 新市の基本理念は、@市民との協働体制の構築A地域の資源や文化の継承・活用B効率的かつ健全な行財政運営―を掲げ、新市の都市像として、@環境や安全に配慮した農林業のまちA保健・医療・福祉機能が整い健康でやすらぎが実感できるまちBスポーツ・文化・自動車研究機能が融合する心ふれあう交流のまち―を目指しています。
【士別市章】
 「大きな楕円」は大地を意味し、合併した士別市と朝日町を表し、「S」は士別市の英頭文字、天塩川の流れであり、「小さな楕円」とで駆ける人を表すことで大地と共に躍動し、自然の中にすなおに溶け込む士別市の姿を表現しています。