沖縄本島から南西におよそ330km。宮古島市は、平成17年10月1日に、平良市、城辺町、下地町、上野村、伊良部町の5市町村が市町村合併してできた新しい市です。
四方を美しい海に囲まれた宮古島と周辺の島々から成る当市は、エメラルドグリーンの海と色鮮やかなサンゴが織りなす風光明媚な景観と、年間を通した温暖な気候に育まれたマンゴーやさとうきび、葉たばこ等の栽培、マグロ・カツオ漁が盛んな観光と農水産業のまちです。また、スポーツアイランド構想を掲げ、20年以上の歴史を持つ「全日本トライアスロン宮古島大会」をはじめとする各種スポーツイベント(ビーチバレー大会、島内1周100kmマラソンなど)も毎年多数開催されています。美しい海でのダイビングやシュノーケリングも人気で、豊富にあるスポットが多くの観光客に喜ばれています。
さらに、古くから伝わる独特な文化が生み出した、「宮古上布(麻織物)」や「パーントゥプナハ(神事・祭)」などの伝統が今に受け継がれています。
人口は56,040人、世帯数は21,655世帯(平成17年10月1日現在)、総面積は158.70km2となっており、沖縄県内で見ると、人口が10市中8番目、面積が竹富町、石垣市、名護市につぐ4番目の規模になります。
「宮古島市」は、合併協議会で話し合われた「新市建設計画」に基づき、「住んでいる人が健康で誇れる、安心・安全で美しい島づくり」、「交流と連携による活力あふれる元気な島づくり」、「地域の個性が生かされる心のかよう結いの島づくり」の3つの基本理念のもと、その実現に向け、新世紀の夢あるまちづくりを推進しております。
市章について
市章のデザインは、合併前の各市町村長、各市町村議会議員、地域の代表などにより、市町村合併協議会実行委員会で決定されました。宮古島の「み」の文字をイメージしたもので、右上の赤丸が光り輝く太陽を、中央の青が美しい海とその波を、その背面にある緑が豊かな自然と大地をそれぞれ表現しています。
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