本市は、平成18年3月6日に久慈市と山形村の1市1村が合併し、新「久慈市」としてスタートを切りました。
平成12年国勢調査(速報値)における本市の人口は39,141人、面積は623.14平方kmで、岩手県の北東部に位置しています。
本市は、雄大な海岸美を誇る陸中海岸国立公園や日本一の白樺林で有名な久慈平庭県立自然公園など豊かな自然に恵まれており、四季折々の自然が楽しめます。
また、その豊かな自然と共生する農漁村の文化も大切に受け継がれており、海に潜りウニやコンブなどを採って生計を助けてきた北限の海女の実演を見学できる「海女センター」や、民具づくりや炭焼き、郷土料理づくりなど、昔ながらの山村文化を体験できる「バッタリー村」など、素朴なふるさとの原風景を満喫できる施設も数多くあります。
三陸海岸という豊かな漁場をいかした漁業や、冷涼なヤマセ(北東風)による厳しい気象条件を克服したホウレンソウ栽培、食の安全・安心が求められる時代を背景に再評価の機運が高まっている日本短角牛などの農林水産業を軸に、産出量国内一の琥珀、内間木洞など観光資源にも恵まれています。
物流拠点として重要港湾・久慈港を有し、東北新幹線が八戸市まで延伸したことにより、首都圏などとの時間距離が大幅に短縮しました。今後は、県都・盛岡市と結ぶ国道281号など基幹路線の整備促進が待たれています。
海岸部の久慈市と山間部の山形村という異なった地域環境のもとで、それぞれの個性を育んできた両市村が合併して誕生した新「久慈市」は、それぞれの歴史を尊重し、これまで両市村で培われてきた文化や地域の特性をいかしながら、新市の一体感をより一層高めながら、新市建設計画のテーマである「夢・希望・未来に向かって ひと輝くまち」を目指しています。
[市章のデザインの趣旨]
久慈市の自然豊かな山、海をモチーフに未来に向かって希望と活力、円満を目指す、久慈市発展の躍動感をイニシャル「K」にデザインしました。
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