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全国都市監査委員会


 鹿児島県 いちき串木野市(いちきくしきの)

いちき串木野市  "ひとが輝き 文化の薫る世界に拓かれた町"

 いちき串木野市は、平成17年10月11日串木野市・市来町の1市1町による合併で新生「いちき串木野市」として誕生しました。 当市は県都鹿児島市から北西に約40km、南九州西回り自動車道を利用し車で17分の距離にあり、薩摩半島の北西部東シナ海に面し、日本三大砂丘の1つである吹上浜の北端に位置し、総面積112.04km2で鹿児島県の総面積9,132.42km2の1.2%を占めています。
 気候は北西の季節風を遮る地形と暖流の影響で平均気温18度の温暖な気候となっています。
 新市の人口は、32,990人(平成17年国勢調査速報)、人口密度1km2あたり294.45人で、人口密度については周辺地域よりも高くなっている。行政を行なうには、理想的な面積であると自負していると同時に小規模合併の良さを生かすよう努めているところである。
 基幹産業のマグロ漁港基地として更には、日本の石油の消費3日分を備蓄している国家石油地下備蓄基地、また、串木野新港を物流拠点として中国を始めアジア地域との交流連携を強化し南九州全体の発展を念願しているところであります。
 一方、秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬草を求めて、日本にやってきた徐福伝説に代表される歴史・文化、様々な恵みをもたらす海、焼酎やつけあげなど地元特産品、まぐろラーメンで知名度が向上した水産物など様々な特色ある資源を有しています。
 また、五代友厚、森有礼など薩摩藩留学生19人が慶応元年(1865年)3月本市羽島から蒸気船オースタライエン号でヨーロッパに向けて密かに出航し、近代日本の基礎を築いた発祥の地でもあります。
 終りに新市のめざすべき将来都市像の実現のために4つの基本方向を定めた 

    1. 住民とのパートナーシップによる「自立共創のまちづくり」
    2. 健康で文化的な生活を営める「元気で安心できるまちづくり」
    3. 世界に羽ばたく力強い産業が展開する「活力ある産業のまちづくり」
    4. 利便性が高く美しいまちを創造する「快適な環境のまちづくり」

 "ひとが輝き 文化の薫る世界に拓かれた町"の実現を目指し住民と行政が一体となって推進しているところであります。