平成17年9月1日に西根町、松尾村及び安代町の2町1村が新設合併し八幡平市が誕生しました。
本市は、県都盛岡市の北西約27kmに位置し、西は秋田県と、北は青森県とに接しております。東西約25km、南北約45kmの区域で、総面積は862,25km2、人口31,079人、世帯数は9,895世帯となっています。
本市の南端には秀峰岩手山がそびえ西部地域は、八幡平をはじめとする奥羽山脈の山々が南北に連なり、中央部は前森山、安比高原、七時雨山、田代山などの山々が横断しています。
基幹産業である農業は、広範な農地と恵まれた自然環境の中で、ホーレンソウ及び花きリンドウ栽培は質、量とも日本一の産地を維持し併せて良質米生産はじめブロイラー、生乳、肉用牛及び園芸生産等多様な農業を展開しております。
本市は広大な森林面積を有し、清浄な水と澄み切った大気の生産に貢献する一方で地場産材活用を図るなど林業経営も盛んです。
安比高原は日本有数のスキー場として全国にその名を馳せらすとともに春夏秋冬の観光地としても有名です。十和田八幡平国立公園(八幡平地域)は美しい景観に抱かれ、周囲の温泉郷は豊富な温泉水でいっぱいです。
また、道路交通網の整備が進み、本市を東北縦貫自動車道が南北に縦断し、3箇所のインターチエンジが設置されております。インターチエンジ周辺の盛岡北部工業団地には22社、鬼清水工業団地他に7社が操業しており地域住民の大きな雇用の場となっています。
また、国際的人材育成を図るため、中学生や高校生による、オーストリア共和国やニュージランドとの海外ホームステイを実施しております。
新市発展計画では、「自然と共生する、快適な住環境のまちづくり」、「連携によって築く、躍進する産業のまちづくり」、「健やかな、創造性あふれる人材のまちづくり」の3つの基本目標を定め「農(みのり)と輝(ひかり)の大地」を将来像としております。
市章の説明
八幡平市の「八」をモチーフとした青空に太陽が光り輝き、その下には市を象徴する3つの山(岩手山・八幡平・安比高原)と、裾野に広がる豊かな大地を配し、交流拠点・八幡平市の発展を表現しています。
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