「津」と言う漢字には「港」と言う意味があります。古来、港には物資が集積され、人が往来し、そして文化が生まれました。
平成17年1月。福津市は誕生しました。ここに集まるものは「福」。幸福が往来する港になることを願い公募で選ばれました。
旧町の福間町は、東西に鹿児島本線、国道3号が走り、福岡・北九州両政令市とのほぼ中間に位置する地勢から、通勤・通学の利便性を背景とした住宅地域として発展してきました。
一方の津屋崎町は、対馬海流の影響を受けた温暖な気候を生かした野菜の栽培が盛んで、大都市圏への食料供給地域としての役割を但ってきました。
この2町が対等合併して福津市となりました。
平成12年度国勢調査
※旧両町合算値
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年少人口 |
14.1%
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生産年齢人口 |
67.1%
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老年人口 |
18.6%
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第1次産業就業者 |
4.8%
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第2次産業就業者 |
23.4%
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第3次産業就業者 |
71.4%
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合併直前の人口は56,446人。年平均で約300人の人口が増えています。
このように人が集う福津市の基本理念は自然と共生し、人と地域が支えあう元気なまち。この基本理念を実現するためには、「ひとづくり、自然の保護と活用、地域の活性化」が重要な鍵になります。このため、@人を愛し、みんなで育む。A自然を愛し、みんなで守る。B地域を愛し、みんなで活かす。を合言葉にまちづくりを進めています。
古来より続く「津」の役割。これに人々の笑顔が集まる平成の港町を目指して、福津市は動き始めました。
「市章」
福津市の頭文字Fを基調にしたデザイン。自然と地域を裾野とし、丸を組み合わせることで「躍動する人」を表現しています。
福津市のまちづくりの基本理念である「自然と共生し、人と地域が支えあう元気なまち」を象徴しています。
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