平成18年1月1日、深谷市・岡部町・川本町・花園町の1市3町が合併し、新「深谷市」が誕生しました。本市は、埼玉県北西部に位置し東京都心から70km圏にあり、東は熊谷市、江南町に、南は嵐山町、寄居町に、西は美里町、本庄市に、北は群馬県に接しています。
総面積は137.58km2、そのうち田畑が49.7%と地域の約半分を占め、人口は148,359人(平成18年1月1日現在)となっています。
市内北部は利根川水系の低地で、南部は秩父山地から流れ出た荒川が扇状台地を形成する平坦な地形となっています。
交通の面では、関越自動車道、国道17号、同深谷バイパス、上武国道、国道140号、同バイパス、国道254号などがあり、広域間の基幹的役割を果たす道路として機能しています。
また、地域の玄関口として関越自動車道花園インターチェンジが設置されているほか、嵐山小川、本庄児玉のインターチェンジに近接しています。
鉄道は、JR高崎線、秩父鉄道の2路線において駅を有するとともに、上越新幹線およびJR八高線が通過し、上越新幹線本庄早稲田駅にも近接していることから、東京都心方面、上信越方面、秩父方面への交通の利便性が高い地域です。
主産業である農業においては、有名な深谷ねぎをはじめ、全国一の生産を誇るチューリップなど多種多様な農産物を首都圏に供給しており、農業産出額では全国でも上位にあり、関東一の農業地域としての地位を築いています。白鳥の飛来地の荒川や利根川、標高330mを超える鐘撞堂山などの恵まれた自然環境、近代日本経済の礎を築いた偉人渋沢栄一や誠之堂(せいしどう)・清風亭をはじめとする様々な文化遺産などを有しています。また、東京駅や近代日本の建築物にも使われている地場の建材であるレンガやガーデニングによる美しい街づくりを目指しています。
将来都市像は、「笑顔にあふれ 活力を創出する しあわせ市民都市」です。行政と市民が深い信頼関係のもとに力を合わせる協働のまちづくりを推進していくという意味が込められています。
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