「人と自然が共生する、躍動と創造のまち都市」
由利本荘市は、平成17年3月22日本荘市、由利郡の矢島町、岩城町、由利町、大内町、東由利町、西目町、鳥海町の一市七町が合併し誕生しました。
人口は91,888人、世帯数29,602世帯、面積は1,209.04km2で、秋田県の10.7%を占め、県内一の面積を有します。
本市は、秋田県の南西部に位置し、県都秋田市に隣接しており20kmから60km圏内にあります。南に標高2,236mの秀峰鳥海山、東に出羽丘陵を背し、中央を一級河川の子吉川が貫流して日本海にそそぎ、鳥海山と出羽丘陵に接する山間地帯、子吉川流域地帯、日本海に面した海岸平野地帯の3地帯から構成されています。
気候は、県内では比較的温暖な地域ですが、海岸部と山間部では気候条件が異なり、特に冬季においては積雪量に差がみられます。そのような環境のもと、四季折々の海、山の幸、行楽が楽しめます。特に鳥海山の山菜とり,高山植物、夏、冬のスキー、渓流釣り、日本海のヨット、釣り、オートキャンプ場の利用などが楽しめます。
産業は稲作を中心とした農畜産物の生産,ハイテク関連産業を集積して発展を続けてきております。今後には、秋田県立大学本荘キャンパスシステム科学技術学部とともに産学共同研究センターでの産学官民連携による起業の支援、新技術、新産業の創出が期待されます。
交通網においては、かって北前船の寄港地として栄え、関西地方との交易があり経済、文化等の交流も盛んでありました。しかし鉄道が発達して海上交通が衰退し終わりました。
空の交通として秋田空港までは、車で30分、陸上の交通としては国道7号線を起点に国道105号、107号、108号と四本の国道、現在、日本海沿岸高速道路を建設中で平成19年の秋田国体まで完成の予定であります。道の駅は、5ヶ所に配置されており、交通と地元と産業の活性化、車利用者の利便性を図っています。
海上アクセスも秋田港まで40分の距離となっており,韓国、中国、ロシアとの交流拠点の可能性が期待できます。
民謡の本荘追分「江戸で関取る本荘の米、おらが田圃の田で育つ」と唄たわれていますように自慢の環境となっております。
また、市内には正岡子規の「一籠のこき紫や桔梗売」と読んだ句碑も残っています。
◎ 基本理念
住民自治と協働の精神に基づいた、可能性豊かで自立したまち
○地域に開かれた住民自治のまちづくり
○活力とにぎわいのあるまちづくり
○健やかさとやさしさあふれる健康、福祉のまちづくり
○恵まれた自然とやすらぎのある環境共生のまちづくり
○豊かな心と文化を育むまちづくり
○心ふれあう情報と交流のまちづくり
○行財政改革による健全なまちづくり
市章
一市七町の合併にちなみ、由利本荘市の由と本の字体を合体し、由とも本ともとれるデザインを全体のモチーフとし、ユリの花、ユリの根、ごてんまりをベースに、躍動感のある造形となっています。
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