平成17年2月13日北都留郡上野原町と南都留郡秋山村の2町村が新設合併し、山梨県下で12番目の市として「上野原市」が誕生しました。
新市は、山梨県の最東部で首都中心部から約60〜70km圏に位置し、東は神奈川県津久井郡、南は道志村、西は大月市及び都留市、北は東京都西多摩郡と隣接しています。
この地域には、中央自動車道上野原IC、JR中央本線上野原駅及び四方津駅、国道20号線、主要地方道四日市場上野原線、上野原あきる野線、上野原丹波山線、大月上野原線があり、首都東京を中心とする関東圏から山梨県への東玄関として重要な交流拠点となっています。
また、地域内に流れる桂川、秋山川、鶴川、仲間川、及びそれらの支流によって形成された河岸段丘が住民生活の基盤をなしており、山岳、段丘、河川がつくりだす自然環境は、日照時間が長い等様々な自然特性に恵まれています。なお、桂川、秋山川はともに相模川水系であり、神奈川県における主要な水道供給源となっています。
気候は内陸的、夏冬の寒暖差、昼夜の温度差が大きく、また降雨量が少なく、四季折々の美しい自然環境を生み出しています。
新市は、南北方向に21.6km、東西方向に15.3kmで面積は、上野原町が125.51km2、秋山村が45.14km2、合計17.65km2となり、県土の3.8%を占めています。
平成12年の国勢調査によると、両町村の総人口は30,157人で、世帯数は10,012世帯となっています。
新市の将来像は「夢と希望あふれる快適発信都市」としています。住民すべての暮らしが安全・安心であること、歴史と文化の香り豊かで自然と触れ合う地域づくりを推進、そして地域間の連絡や交流を強化し行政と住民の協働化等、地域の実情に合った自治のルールづくりを目指すため「安心・安全」、「活力・個性」、「連携・交流」をまちづくりの理念としています。
6つの基本方針として、@安心して健やかに暮らせる都市A高い水準の福祉都市B学びの文化交流都市Cきらりと光る産業都市D利便性の高い快適な都市E市民と行政が連携した都市を掲げその実現を図ります。
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