「叡智と情熱が結ぶ、21世紀の新たな文化発祥都市」
平成17年4月1日、佐久市、南佐久郡臼田町、北佐久郡浅科村及び同郡望月町の1市2町1村が新設合併して、人口101,069人、(平成17年2月1日現在)、面積423.99km2の県下で5番目の10万人都市「佐久市」が誕生いたしました。
本市は、長野県の東部にあり、北に浅間山、南に八ヶ岳を望み、蓼科山、双子山、荒船山などに囲まれた佐久盆地のほぼ中央部に位置し、市の中央を千曲川が流れ肥沃な耕地を形成しています。
気候は、寒暖の差が大きい内陸性の気候で、年間の平均気温は10℃と全国平均(約13℃)よりも低く、降水量は年間1,000o前後と全国的にも少ない地域です。
また、日照時間は、年間2,000時間前後と全国平均(約1,500時間)を大きく上回っており、晴天率の高い地域です。
この恵まれた自然環境で農作物が育てられ、特においしいお米の産地として有名で、浅科の「五郎兵衛米」は高級米として全国有数のブランド米になっています。
また、おいしいお米と千曲川の清流、寒冷な気候が、醸造にも最適な条件となっており、昔から佐久は「酒の郷」とうたわれ、現在造り酒屋が12軒あり、天下の酒処として、それぞれの酒蔵が独自の味を作り上げています。
観光では、美人の湯と呼ばれる蓼科山麓の「春日温泉」、電波障害を受けない立地条件を生かした天体観測施設「うすだスタードーム」、函館とともに我が国に残る星形稜堡「龍岡城五稜郭」、健康長寿を祈願する新名所「ぴんころ地蔵」、高速道路と直結したハイウェイオアシス「平尾山公園」など豊富です。
高速交通網の整備が進み、平成5年3月の上信越自動車道佐久インターチェンジの開通により練馬インターチェンジまで1時間50分、そして平成9年10月の長野新幹線佐久平駅の開業により東京駅から佐久平駅間は、最速69分で結ばれ首都圏が通勤・通学圏になり、地域経済も大きく発展しました。また現在、佐久市と静岡市を2時間で結ぶ中部横断自動車道の建設も着々と進行しています。
市章
「さ」をモチーフに鳥がはばたく姿を図案化したもので、豊かな未来を創造する佐久市のさらなる飛躍を表現しています。
また、鳥がはばたく姿には、市民一人ひとりが輝き、魅力ある力強いまちづくりへの願いが込められています。
|