平成17年3月28日に太田市、尾島町、新田町、藪塚本町の1市3町の合併により、人口21万7千人の新「太田市」が誕生しました。
本市は面積176.49km2、東京都心からは80km圏で群馬県の東南部に位置し、市内には、まちのシンボルである「金山(かなやま)」があり、山頂からは関東平野を一望することができます。また、それに連なる丘陵が北西に走るほか、市の東には渡良瀬川西には肥沃な田園地帯、南には利根川、北には日光連山を望み、年間を通じて比較的温暖で、恵まれた自然環境下にあります。
現在、北関東自動車道において、市内2箇所を通るICが整備事業中であり、全線が開通すれば、本市から太平洋まで日帰りで往来することができるようになり、産業、文化、地域間交流の推進に必要なアクセス機能として、その利便性向上が期待されております。
歴史においては、通称「子育て呑竜」と呼ばれる大光院や、太平記に登場する中世を代表する武将、新田義貞公など、新田一族ゆかりの地として知られ、市内には数多くの新田氏に関する史跡が散在しております。
産業においては、富士重工業(スバル)を中心とした工業製品出荷額が1兆7200億円を超え県下第1位、農業算出額、年間商品販売額も県内、北関東でトップクラスを誇ります。また、全国的に知られている尾島地区の「大和芋」や藪塚地区の「紅こだま西瓜」など、地場産品を生かした街のPRも行っております。
新「太田市」においては、地域の個性や特徴を生かし、多様化・高度化する市民ニーズに応えるため、客観的な把握指標のための行政評価や、的確な情報提供などにより、一層の市民満足度の向上を目指し、市民が生き生きと輝いて暮らすことができるよう、「個性が輝く生活文化都市」のまちづくりをすすめております。
市章のデザインは、「大中黒」に新市名を一目で認識できるように「おおた」を右下にレイアウトしており、「右」に並ぶものがない新田義貞公になぞらえたものです。カラーは黒で「大中黒」に脈々と受け継がれる伝統と革新の精神を表現しております。
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