大洲市は、愛媛県の西部に位置し、一級河川・肱川
(ひじかわ) が中央を流れ、その流域の大洲市、長浜町、肱川町、河辺村の1市2町1村が合併して平成17年1月11日に誕生しました。人口は約5万2千人、面積は432平方km、中央部には大洲盆地が開け、西部は瀬戸内海伊予灘に面しています。盆地に河川が流れているなどの地形から霧の発生が多く、秋から冬にかけては肱川に沿って伊予灘へ流れ出る「肱川あらし」がみられます。
「伊予の小京都」と呼ばれる大洲市は、しっとりとした水郷の情緒漂う城下町です。平成16年9月には、大洲城天守閣を復元し、戦後復元した木造天守閣としては日本一の高さ(19.15m)を誇ります。
大洲地区は、頂上を6万本のつつじが彩る「冨士山」(とみすやま)、古い武家屋敷が並ぶ「おはなはん通り」などの見所に加え、清流肱川の風物詩「鵜飼い」や花火大会、いもたきなど四季折々の旬を満喫できます。
長浜地区では、肱川河口を望む長浜大橋(開閉橋)が、現役の道路可動橋として日本最古を誇ります。夏はマリンスポーツに興じ、冬は肱川あらしや雲海など自然の神秘に出会うことができます。
肱川地区は、中央部に鹿野川湖があり、夏の「ドラゴンボート大会」には市内はもとより県内外からの参加者も多く、盛大に開催されます。鹿野川湖を見下ろす高台には、歌麿版画の2枚の版木を展示する「歌麿館」があり、大変貴重な文化遺産となっています。
河辺地区には、幕末の志士・坂本竜馬が土佐藩を脱藩した際に通ったとされる「坂本竜馬脱藩の道」が保存されており、竜馬の足跡を辿るイベントには毎年多くのファンが訪れています。
その他、大洲市に関することは、
ホームページアドレス(http://www.city.ozu.ehime.jp)
をご覧になってください。
[規格]
外円の直径は、内円の直径の2倍とする。
[図柄及び色の意味]
大洲藩主加藤氏の家紋「蛇の目」を基に図案化したもので、青色は清らかな肱川の流れ、人々の知的で澄んだ心を表している。
|