『海山川の恵みと人が輝くやすらぎのまちづくり』
〜歴史・文化・自然・産業の調和した快適住居都市〜
能美市は平成17年2月1日に石川県能美郡根上町、寺井町、辰口町が合併し、県下10番目の市として誕生しました。人口は47,889人、世帯数は14,993世帯となっています。
能美市は石川県の加賀平野のほぼ中央、県都金沢市と日本海側の拠点「小松空港」がある小松市に隣接しています。
面積は83.85平方キロメートルでその内訳は山林約43%、農地約20%、宅地約12%となっています。当市の北側には標高2,702mの白山から流れ出る手取川と梯川に挟まれた扇状地と、日本海に面した美しい海岸線があり、南側には白山山系に連なる、なだらかな丘陵地である能美丘陵を擁する海・川・山・平地に恵まれた、非常に豊かな地勢であります。
わが国最初の国立大学院大学である北陸先端科学技術大学院大学を核とするいしかわサイエンスパークは、全国的にも有名な伝統の九谷焼産業等の地元産業も支援し、産官学の連携が促進される新産業創造の拠点となっています。
まちづくりの推進に際しては、これらの地域資源や恵まれた地理特性を活かしながら地域が相互に連携して様々な課題を克服することにより、自立型の都市を形成していくことを目指し、「海山川の恵みと人が輝くやすらぎのまちづくり」を将来像に掲げます。また、"市民・企業・行政が一体となって新市を創り上げる"ことをモットーに掲げ、各々が新たなキャンバスに元気のある地域の姿を描いていくことにより、ふるさととして実感し、将来も"住みたい住みつづけたいと思えるまちづくり"を目指します。
市章は能美市の「の」を正円、正三角形の幾何学的模様によってバランスよく配置し、近代性、合理性などを兼ね備えると共に、丸みをつけることでやさしくて素朴なイメージを表したデザインです。3色のカラーは海の青と山の緑、橙で九谷焼の土をイメージし、まちづくりのテーマでもある海・山・川の恵みや自然・歴史・文化など多様な資源を有するこの地域が一体的に発展することを表現しています。
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