平成16年10月1日、平成の大合併としては、石川県内で2番となる(旧)七尾市、田鶴浜町、中島町、能登島町の1市3町が合併し、新生七尾市として「七尾湾と温泉を生かした能登から世界への架け橋〜人が輝く 交流体感都市〜」を目指して新しい一歩を踏み出しました。
本市は、能登半島の中央部に位置し、北は穴水町、西は志賀町、富来町、南は中能登町、富山県氷見市と接し、市の中央部に七尾西湾、七尾南湾、その北東に能登島が位置し、東側には富山湾が広がっています。
人口は63,799人(21,727世帯)、面積は317,92平方キロメートルです。
七尾は、古代から日本海側の重要港湾として栄え江戸時代には、日本海の交易船として活躍した「北前船」の寄港地として数多くの船が往来し、人、物、文化等運ばれ港町として発展し今日に至っています。
そうした歴史一端がまちの隅々に残されるとともに、四季を通して「青柏祭」「お熊甲祭」「石崎奉燈祭」「能登島向田の火祭り」等といった奇祭や勇壮な祭りも数多く継承されています。
さらに開湯1200年迎える名湯・和倉温泉を観光宿泊拠点として、豊な自然や歴史ある伝統と文化等の豊富資源と潜在能力を生かすことで、世界中の人々を引き寄せ、来訪者と市民が市の魅力を体験し、感動し、交流する「交流体感都市」の実現を目指します。
新生七尾市の将来像として次ぎの4つを基本理念としています。
○ 学 ぶ
〜能登の未来を担うひとづくり〜
「能登人」としての誇りと郷土への責任感をもって自ら考え行動する、世界を舞台に活躍しうる人材の輩出。
○ 興 す
〜経済的自立を可能にする産業活力づくり〜
地域の「経済的自立を可能にする産業活力づくり」に向けて、最大の効果が得られるよう効果的に投資し、文化的な豊かさや行政サービスの質を確保しつつ、強固な経済基盤の整備。
○ 笑 う
〜笑顔で住み続けられるやすらぎづくり〜
「笑顔で住み続けられるやすらぎづくり」という目標に向け市民のニーズの変化に的確に対応するための総合的な取組みの推進。
○ 結 ぶ
〜人・地域・世界をつなぐ連携づくり〜
「能登はひとつ」を合言葉に、能登半島のまちとの交流を強め、道路や港、空港を活かした「人・地域・世界をつなぐ連携づくり」により「小さな世界都市」の確立。
【七尾市市章の意味】
七尾市の市章は広く一般から公募し、「七尾市の頭文字(イニシャル)の「N」を使って、豊かな恵みをもたらす美しい七尾湾の波と温泉の湯けむり、さらに未来・世界へ躍進する市民の姿を表現」したものです。
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