平成17年6月6日、宮古市、田老町、新里村の1市1町1村が新設合併により新宮古市となりました。
本市は岩手県の東端ほぼ中央、本州では最東端に位置する地域です。
面積は、696.82平方キロメートル、人口63,223人、世帯数22,071世帯なっています。
北、西、南の三方は北上山地より連なる緑豊かな山々に囲まれ、渓谷の美しい閉伊川が地域内を流れ、東は太平洋に面し、その海岸にはリアス式海岸の壮大な景観が広がり、三陸海岸(陸奥、陸中、陸前)の陸中海岸国立公園(浄土ケ浜)の中心地として、森、川、海と人が共存する恵まれた自然環境にあります。気候は、夏季にヤマセの影響を受けやすいものの、冬季は、比較的温暖で、積雪も少ない地域です。また、歴史も古く、地域内の出土物件から縄文時代早期にはすでに人間が生活を営んでいたことが明らかになっています。(崎山貝塚外)
産業別人口比率の割合は、一次産業10.7%、二次産業28.8%、三次産業60.5%と、サービス業に従事している割合が高いですが、特産品、イベント等では一次産業に依存するものが多いです。
特産品
水産物(わかめ)、鮭の中骨缶詰、干ししいたけ、いか煎餅、南部桐げた、千両男山
イベント
鮭まつり(1月)、毛がにまつり(2月)、浄土ケ浜まつり(4、5月)、田老大漁まつり(5月)、夏まつり(7月)、秋まつり(9月)、カヌースラローム大会(9月)、サーモンハーフマラソン(11月)
今後は、新市建設に当たっての基本的な考え方
@「自己決定、自己責任」の原則に基づく「自立」のまちづくり
A豊かな自然や伝統など地域の多様な資源を守り活用する「創造」のまちづくり
B住民と行政とのパートナーシップによる「協働」のまちづくり
C3市町村の地域が一体的につながり、相互に高め合う「連携」のまちづくりを基に、「森、川、海」と人が共存する安らぎのまちづくりを目指します。
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