平成17年3月31日、真庭郡勝山町、落合町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村及び上房郡北房町の9町村が合併し、「真庭市」が誕生しました。
本市は、岡山県北部で中国山地のほぼ中央に位置し、北は鳥取県に接し、東西に約30km、南北に約50kmの広がりを見せています。
総面積は、約828km2で岡山県の約11.6%を占めることになり、県下で土地活用の可能性の最も大きな市となります。
また、人口は54,150人、世帯数は17,412世帯(平成17年4月30日現在)となっています。
本地域の北部は、大山隠岐国立公園の一部であり、「蒜山(ひるぜん)三座」をはじめ津黒山など標高1,000m級の山々が鳥取県との県境を形成しています。
その南部には、蒜山三座や津黒高原などの広大な高原地帯が広がり、牧歌的な高原風景を醸し出しています。
また、本地域は岡山県の三大河川の一つである旭川の源流地域であり、この旭川が地域のほぼ中央部を支流と合流しながら南下しています。流域には、「美作三湯」の一つである湯原温泉郷、神庭(かんば)の滝などの多くの観光資源があります。
また、南部には肥沃な平坦地が広がり、農業地帯が旭川支流一帯に形成されています。
本市では、この「豊かな自然と地域資源を活かした人と環境にやさしい『杜市(とし)』づくり」をめざしています。
『杜市(とし)』とは、都会の意味合いの強い都市とは一線を画した自然との共存性をより深めた、調和の取れたまちであり、本市は、中山間地の豊かな地域資源を活かしながらオンリーワンのまちづくりを進め、『杜市(とし)』の概念を全国に発信していきます。
真庭市市章について
真庭市(まにわし)の「ま」の文字を図案化したもので、9町村の特徴である豊かな森林(もり)、そこに流れる旭川、備中川やその支流の豊かな水資源と真庭人(まにわびと)の温かい心と生命感あふれる明るい未来を表しています。
円を用いた構成で優しさを表現していて、全体で「豊かな自然と地域資源を活かした人と環境にやさしい『杜市(とし)』=真庭市(まにわし)」を表しています。
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