"豊かな水と緑、光あふれる田園文化のまち"菊池市は、平成17年3月22日に、菊池市、菊池郡七城町、旭志村及び泗水町が新設合併して誕生しました。
人口は、平成12イメ年国勢調査によると52,636人となり、平成7年の国勢調査からすると伸び率は0.2%ながらわずかに増加しています。
位置は、熊本県の北部に位置し、東部は阿蘇地域、北部は大分県日田市に隣接し、面積約276km2と熊本市と同程度になります。地勢は、北部の八方ヶ岳から東部の阿蘇外輪山の鞍岳まで山岳が連なっており地域の大半を森林が占めています。それら山岳からの豊富な水の恩恵を受け、菊池平野の肥沃な土地を潤しています。
歴史的には、南北朝時代には菊池一族の統治により、九州における政治・文化の中心として栄え、政治、教育、文化面において大きく影響を与えており、現在でも多くの遺跡が残されています。
産業面では、広大な優良農地に恵まれ、施設園芸、畜産、花卉、稲作などが盛んであり、農業粗生産額の県全体に占める割合は高くなっています。それらの生産物を直接販売する物産館も整備され、地元農業の活性化への一役を担っています。
また、工業団地も充実しており、製造品出荷額も比較的高くなっています。
一方、観光資源も豊富であり、菊池渓谷や菊池温泉には年間数十万人が訪れ、県内でも有数の観光地となっています。その他、第三セクターで運営されている、七城温泉ドーム、四季の里旭志の温泉施設、中国テーマパークの孔子公園及び民間の温泉施設も多くの観光客を呼び寄せています。
このようにさまざまな豊富な資源を生かし、これからの菊池市は、「豊かな自然環境を基盤とした歴史・文化・生きがいのあるまちづくり」「豊かな自然環境に包まれた快適で安心できる生活空間を創造するやさしさのあるまちづくり」「豊かな自然環境を生かした農林水産業・観光・商工業を主軸とした活力のあるまちづくり」を推進します。
菊池市の「き」の文字をモチーフにして、新市の豊かな自然環境と未来に向かって発展するージをデザインし、新市の基本理念を象徴的に表現しました。 |
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