平成17年3月28日に新治郡千代田町、霞ヶ浦町の2町が合併し、「かすみがうら市」が誕生しました。
本市は、わが国第2位の面積を誇る湖「霞ヶ浦」と筑波山系の南麓にはさまれ、茨城県のほぼ中央に位置しています。また、都心から約70km、県都水戸から約30km、筑波研究学園都市から約100kmの距離にあり、JR常磐線、千代田石岡インターチェンジのおかれている常磐自動車道、国道6号線など、交通網の発達に伴い、駅周辺や幹線道路沿いでは、マンションや商店街が立ち並ぶ市街地が形成され、都市化が進展する田園都市でもあります。
人口(平成17年9月1日現在)は、45,292人(世帯数15,007世帯)、距離は南北に約16km、東西に約19.5km、総面積は約118.77km2の東西に伸びた地形を有し、また、西端の標高380mの山々から霞ヶ浦湖岸の低地へとなだらかに続く地形により、市の大部分が標高25m前後の常陸台地で覆われています。
市の産業は、梨・栗・柿・ぶどう等の果樹やレンコンの栽培、霞ヶ浦沿岸の内水面漁業など、全国有数のシェアを誇る農林水産業と、立地条件に恵まれて集積してきた商工業がともにバランスよく発展しています。
観光面においても、恵まれた自然景観の中、各種果物狩りや雪入山ハイキング、霞ヶ浦帆引船観光など、毎年たくさんの観光客が訪れています。
今後は、将来像として定めた「きらきら いきいき ふれあい育む 豊かなめぐみ野」をスローガンに、旧両町の特性を活かした相乗効果により、地域の発展を図るとともに、自然環境の保全や生活環境・福祉の充実に努め、「みんなの笑顔あふれる元気なまち」の実現を目指していきます。
[市章について]
水辺や野山にいつまでも鳥が訪れる豊かな美しいまちのイメージとともに、未来へのはばたきを象徴しています。青を基調とした色使いと二重の輪は霞ヶ浦そのものと、新しく誕生した市域の調和を表しています。
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