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全国都市監査委員会


 静岡県 伊豆の国市(いずのくに)

伊豆の国市 平成17年4月1日、伊豆長岡町、韮山町、大仁の3町が合併し、「自然を守り、文化を育む、魅力(ゆめ)ある温泉健康都市」を新市の将来像に掲げ、伊豆の国市がスタートいたしました。
 伊豆の国市は、伊豆半島の北部、田方平野のほぼ中央に位置します。東は箱根山系の連山に、西は城山、葛城山などの山々に囲まれ、豊かな自然環境を保っています。平野部は南北に狩野川が流れ、豊かな田園地帯が広がっています。また、狩野川を沿うように国道136号、伊豆箱根鉄道駿豆線が走り、周辺に市街地を形成しています。
 東京からは100km圏域にあり、東海道新幹線、東名高速道路を利用して約2時間の所要時間であり、首都圏とのアクセスも良く、沼津市や三島市の静岡県東部の中心部とも近く、交通の利便性に恵まれた立地条件といえます。
 面積は、94.71平方kmで、静岡県の総面積の1.2%を占めており、その内訳は、宅地8.11平方km、農地が14.37平方km、森林が52.48平方km、その他が19.73平方kmです。 気候は温暖で、平均気温は15.9℃、年間降水量は、2,282mmとなっています。
 人口は、4月1日現在で50,624人、世帯数は18,864世帯で、年齢層別の構成比では、年少人口(0〜14歳)が14.6%、生産年齢人口(15〜64歳)が66.8%、老年人口
(65歳以上)が18.6%となっています。産業別就業人口の構成比については、第1次産業が6.0%、第2次産業が31.9%、第3次産業が62.1%となっています。特産品には、いちご、ジャム、みかん、かき、メロン、スイカ、大根、鮎、温泉まんじゅうなどがあります。市内には、後期旧石器時代の遺跡や古墳群、源平の争いから鎌倉時代の源頼朝と北条一族に関する史跡、室町時代の北条早雲などに関わる史跡、さらに江戸幕末の韮山代官に関する史跡や文化財が数多く点在しており、観光資源としても活用されています。

市章
 新市を上空から俯瞰した景観を、歴史上縁の深い北条氏の紋所である「三つ鱗」と抽象化した伊豆半島、蛇行する狩野川をモチーフに表現した。淡い藤色は歴史や文化を、緑は田方平野での農工商等の各産業を表現した。