平成17年3月6日、萩市、川上村、田万川町、むつみ村、須佐町、旭村、福栄村の1市2町3村が合併し、新「萩市」として誕生しました。総面積は698.86km2で、山口県のおよそ1割の面積を有します。人口は平成17年6月現在59,716人、世帯数24,752世帯となっています。
山口県の北部に位置し、周辺は、北は日本海に面し、東部は益田市や津和野町(島根県)、南東部は山口市や阿東町、西は三隅町や美東町に接しています。
気候は、沿岸部においては、対馬海流の影響を受け比較的温暖であり、中山間部においては、盆地特有の気候であり、変化に富んだ自然豊な環境を有しています。
新「萩市」の将来像は、「自然と歴史、文化に抱かれた健やかでうるおいのあるまち」と表現されており、これは市域共通の地域特性である豊な「自然」、すばらしい「歴史」と「文化」を尊重し、後世に伝えていこうという市民の意思と「健やかでうるおいのあるまちづくり」を望む声を尊重した言葉となっています。
将来像のテーマとしては、@都市と自然が調和するまち・・・都市機能と生活基盤の整備と環境保全。A健やかで快適に暮らせるまち・・・保健・医療・福祉の充実。B未来を結ぶ絆のまち・・・交通・情報通信基盤の整備。C活力ある産業振興のまち・・・産業の振興。D心と歴史・文化のまち・・・教育・文化の振興。E交流と定住のまち・・・地域交流とコミュニティ・定住の促進。といった、それぞれの分野でのテーマを掲げています。
現在の萩市の市街地などの一定範囲内に都市機能を誘導し、活性化と土地利用の促進を図ることにより、新市の都市としての「広がり」をコンパクトにして、都市の魅力を凝縮・高度化するとともに、地域のある程度の生活サービス機能の集積が見られる中心地や地域生活拠点などに居住機能を誘導し、日常の都市の「活動」がコンパクトに行える利便性の高い地域としていくなど、一極集中型と多極ネットワーク型の中間的な「核・地域連携型」の都市構造を目指します。
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