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全国都市監査委員会


 岐阜県 恵那市(えな)

恵那市 恵那市は、平成16年10月25日に、恵那市と恵那郡南部の5町村(岩村町、山岡町、明智町、串原村、上矢作町)が新設方式により合併して誕生いたしました。岐阜県の東南部に位置し、愛知県、長野県と接しています。人口は、57,692人、面積は、504.19平方キロメートルでその約78パーセントが山林となっています。
 地域内は、第3セクターの明知鉄道、基幹道路として、国道19号、257号、363号、418号などが市内を結び共通の生活・経済圏を形成するとともに、JR中央本線恵那駅、武並駅、中央自動車道恵那インターチェンジにより、中京、関西方面へと結ばれています。さらには隣接となる愛知県豊田市や、静岡県浜松方面へもつながっています。
 当市は、美しい山と水に囲まれた美しい観光地として広く知られています。名勝としては、木曽川の清流をせきとめた我が国最初のダム式発電所大井ダムが、電力王福沢桃介によって建設されました。これによってできた人口湖である恵那峡県立自然公園で、国指定天然記念物の傘岩のほか、両岸には奇岩怪石がそびえています。また、江戸時代の城下町で国の重要伝統的建造物郡保存地区として指定を受け、東濃地方の商家町として特色ある歴史的景観を伝えている城下町岩村、おりがわ湖に面した日本一の水車がある道の駅「おばあちゃん市・山岡」、町全体が大正ロマン漂う資料館となっている明智町の日本大正村、中央自動車道・恵那ICから車で約35kmの距離にある串原の日帰り温泉「ささゆりの湯」、「ゲル」と呼ばれるモンゴル遊牧民の移動式住居を使った、上矢作町にある体験キャンプ場モンゴル村等々たくさんの観光スポットがあります。
 新市のまちづくりの将来像を実現していくためには、合併によるスケールメリットを生かした効率的な施策の展開と、住民の意見を充分に反映させた仕組みづくりを進めていく必要があります。このため、「人・地域・自然が調和した交流都市」を目指し、基本目標として@健やかで若さあふれる元気なまちA豊かな自然と調和した安全なまちB快適に暮らせる便利で美しいまちC活力と創造性あふれる魅力あるまちD思いやりと文化を育む人づくりのまちE健全で心の通った協働のまちづくりをかかげ、次の世代へつなげるまちづくりを推進していきます。

・恵那市章について

 市章は図案化されたエナであり、平和と円満と協力を表徴し、輝き昇る陽の中を飛ぶ鳥は、市の飛躍と発展を表している。

・市章のいわれ

 市章は、図案化されたエナであり、平和と円満と協力を表徴し、輝き昇る陽の中を飛ぶ鳥は、市の飛躍と発展を表している。