筑西市は、下館市・関城町・明野町・協和町の1市3町が合併し、平成17年3月28日に誕生しました。東京から北へ約70km、茨城県の西部に位置し、東西は約15km、南北は約20kmで面積が約205平方km、人口は約11万4千人です。
「筑西市」の名称は、文字通り市域が関東の名峰『筑波山』の西側地域に位置するところに由来するものです。地形は、概ね平坦で鬼怒川・小貝川などが南北に貫流し、肥沃な田園地帯を形成しています。気候は太平洋型の気候で四季を通じて温暖で穏やかです。
また、本市は、農業、工業、商業がバランスよく調和された産業都市となっていますが、中でも農業は全国屈指の算出額を誇っております。特産物として、市内全域で作付けされるコシヒカリをはじめ、関城地区周辺の梨、協和地区の紅こだまスイカなどが全国ブランドとしての知名度があります。
さらに筑西市が誇れるものは、板谷波山(陶芸家)、森田茂(洋画家)の2人の文化勲章受章者を輩出した文化の薫り高い土地柄を上げることができ、平成15年には、文化芸術の拠点施設として「しもだて美術館」が開館したところです。
筑西市は、「人と自然、安心して暮らせる共生文化都市」の建設を目指して、今まさに、新しい都市(まち)づくりのスタートラインに立ったわけですが、今日、地方分権や都市間競争が進展する一方で少子高齢社会を迎えており、市民がさらに安全に、そして安心に暮らせる環境を整備することは、重要な課題であります。市民の新市の行政運営に期待する面は非常に多いものがあり、こうした市民ニーズに対しまして、合併のメリットを最大限生かしながら、行政の効率化や行財政基盤の強化を図っていかなければなりません。こうした中、それぞれの地域や先達の貴重な知恵と伝統、誇るべき文化的財産や自然遺産を受け継ぐとともに、今必要な種をしっかりと見極め、これを蒔き置きながら、真に住み良いまちづくり進めています。同時にまた、市民一人一人が合併してよかったと実感できるまちづくり、安全で安心して暮らし、誇りの持てるまちづくりの実現と「環境と心と福祉を大切にした生活先進都市」を目指して取り組んでいます。
「市章の説明」
この市章は、筑波山と河川に育まれた緑豊かな大地をイメージしています。
グリーンは関東平野、緑豊かな大地を・・・ブルーは筑西市を流れる幾筋もの河川を表し、またグリーンとブルーの組合せにより穏やかさを表現しています。
全体を丸におさめたことにより、市民が一体となって豊かな未来のために強調していく姿勢が感じられます。
|