平成24年10月1日の市制施行により、埼玉県内で40番目の市として「白岡市」が誕生しました。
白岡市は、関東平野の中ほど、東京都心まで約40キロメートルであり、埼玉県の東部に位置し、南東部をさいたま市及び春日部市、南西部を蓮田市、北部を久喜市、東部を宮代町とそれぞれ接しています。市の南西部には元荒川が流れるなど、一級河川7本、準用河川2本、普通河川33本を有し、総面積は24.88平方キロメートルで、東西は9.8キロメートル、南北は6.0キロメートルと東西に長い市域です。
また、市の標高は9メートルから15メートル前後となっており、ほとんどが平坦部となっています。 交通面では、都心までを40分程度で結ぶJR宇都宮線が市の中央部を南北に走り、白岡駅、新白岡駅には上下線ともそれぞれ1日100本前後の電車が停車して、市民の通勤・通学の足となっています。
また、東北新幹線、東北縦貫自動車道、国道122号線、県道8路線が市内を通過し、東北縦貫自動車道久喜インターチェンジや首都圏中央連絡自動車道白岡菖蒲インターチェンジにも良好なアクセスが可能となっています。このように、広域的な交通利便性に富んでいることから、企業の進出が進展しており、今後、産業拠点の形成・発展が期待されているところです。
一方、自然環境では、自然沼としては県内で2番目の広さを誇る柴山沼をはじめとし、豊かな自然が残されています。この自然の中で生産される梨は「白岡美人」という愛称で呼ばれ、県内では有数の収穫量を誇る市の特産品となっています。収穫のシーズンになると、大きく育った甘くてジューシーな梨がたくさん収穫されます。気品のある甘さと香りが自慢です。
市の将来像は「ほっとスマイル しらおか 未来へつながるまち」とし、心穏やかに安らぎを感じ、子どもから高齢者まで誰もが自己実現に向け元気に活動し、生きがいと豊かさを実現できる笑顔あふれるまちづくりを目指しています。また、これまでのまちづくり、人づくりの成果を引き継ぎながら、水と緑に恵まれた美しい自然や文化・伝統の中で、人と人、人と自然がつながりあう未来、「しらおか」づくりに取り組んでいます。 |