本部通信
全国都市監査委員会

 北海道 広域紋別病院(こういきもんべつびょういん)企業団 
 広域紋別病院企業団は平成22年11月12日に紋別市、滝上町、興部町、西興部村、雄武町の5市町村により設立され、北海道から道立紋別病院の移管を受け、一部事務組合方式で運営する「広域紋別病院企業団」として平成24年4月1日より全国都市監査委員会に加入することになりました。
 【本院沿革】
 北海道立紋別病院は昭和23年に開設以来、約65年にわたり地域のセンター病院として医療を提供してきましたが、深刻な医師不足や厳しい経営状況が続いておりました。
 このため、地域住民が将来にわたり健康で安心して暮らしていくためには、北海道の運営から、より住民に身近な市町村が自ら共同して運営する新たな組織に移管し、医師確保をはじめとした地域のニーズに迅速かつ柔軟に対応できる病院運営を行い、医療体制の再構築を目指すこととしました。
 【病院の概要】
紋別市のほか上記4町村を主な診療エリア(面積2,900K㎡)として、人口約4万人の二次医療を担っています。
 また、一次医療を担っている地元民間医療機関、国保病院,そして遠軽、北見、名寄、旭川、札幌などの二次・三次医療機関との連携を強化し、相互に補完し合いながら医療を提供しています。
 病院の建物は、北海道から譲り受け、当面使用していますが、平成26年度中のオープンを目指して、新病院の建設を進めているところであります。
 【病院の理念】
 新病院の理念は「みなさんと心をひとつに、お互いに尊敬と感謝の気持ちを共有し、笑顔の医療を提供します」としており、患者さんを笑顔で迎え、患者さんと医療スタッフが、お互い理解し、尊敬し合いながら、しっかりと地域に根ざした信頼できる病院づくりを企業団職員一同目指していきたいと考えております。