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滋賀県 甲賀広域行政
(こうかこういきぎょうせい)
事務組合
【http://www.koka-koiki.jp 】
大正11年(1922年)3月4日に甲賀郡町村営林組合が設立され、分収造林(旧甲賀郡有林)の管理運営を主体に広域行政のスタートをきりました。昭和48年(1973年)4月1日に石部町、甲西町、水口町、土山町、甲賀町、甲南町及び信楽町によって甲賀郡行政事務組合が設立され、
(1)広域行政圏計画の策定及び広域行政圏計画に基づく事業の実施の連絡調整に関する事務
(2)分収造林の管理運営に関する事務
(3)税務事務のうち、市税の滞納繰越分の整理に関する事務
(4) し尿の収集、運搬及び処分並びに浄化槽汚泥、可燃ごみ及び動物の死体の処分(一般廃
棄物に係るものに限る。)並びに関係市が設置する下水道施設から発生する汚泥の処分
のための施設の設置、管理及び運営に関する事務
(5)消防に関する事務(消防団に関する事務を除く。) に関する事務
を行うこととなりました。
その後、平成16年(2004年)10月1日に、石部町、甲西町が湖南市に、水口町、土山町、甲賀町、甲南町、信楽町が甲賀市にそれぞれ合併したことに伴い、甲賀広域行政組合と名称変更となりました。
また、平成18年4月には 火薬類取締法(昭和25年法律第149号)、火薬類取締法施行令(昭和25年政令第323号)及び火薬類取締法施行規則(昭和25年通商産業省令第88号)に基づく事務のうち、滋賀県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例(平成11年滋賀県条例第41 号)第2条第4号の規定により市町が処理することとされた事務が追加になりました。
一部事務組合制度の発足当時は、行財政能力の弱小な町村について、その能力を補完しようとする意味を持っていましたが、最近の社会経済の発展変化により、行政水準の高度化、広域行政の一層の展開が要請されているため、新たな意義を持つに至っています。
私達の、甲賀地域(甲賀市及び湖南市)は、滋賀県の東南部に位置し、鈴鹿山脈、信楽山地を境に、三重県、京都府に接しています。
その面積は、552.18kuで滋賀県の13.74%を占めています。古代から近畿と東日本の接点にあたるため交通の要衡として拓け、名神高速道路が西部を走り、国道1号が東西に、国道307号が南北にそれぞれ縦断しています。さらに、平成20年2月23日に新名神高速道路 草津田上IC 〜 三重県 亀山JCT 間の供用開始に合わせIC(インターチェンジ)が 2ヶ所開設され、平成21年3月には、さらに 1ヶ所のIC(インターチェンジ)が開設されて今後も発展が期待されている地域です。気象は、概して温暖ですが東部及び西部山岳地帯は、年平均温度12〜13℃と低くなっています。
東海道の宿場町、忍者の古里、信楽焼、近江茶の産地としてその名を古くから知られ、数多くの遺跡、文化が残されています。