平成22年3月23日、加須市、騎西町、北川辺町及び大利根町の1市3町が新設合併し、新しい「加須市」が誕生しました。合併により、新市の人口は、115,497人(平成17年国勢調査)、面積は133.47k㎡となりました。
新市は、都心から50km圏内にあり、埼玉県の東北部に位置し、群馬県、栃木県及び茨城県に接しております。主要な道路は、東北自動車道と国道122号が南北方向に、国道125号と国道354号が東西方向に通っており、東側が国道4号に近接しています。
鉄道は、東武鉄道が通っており東武伊勢崎線に加須駅と花崎駅、東武日光線に柳生駅と新古河駅があります。また、JR宇都宮線・東武日光線の栗橋駅に近接しています。
地勢的には、関東平野のほぼ中央部を流れる利根川中流域にあり、利根川の堆積により形成されたという平坦地で、古き良き歴史を残しながら都市機能が集積する市街地と、その周辺に広がる、水と緑の豊かな農村地域との調和が特性となっています。
気候は、太平洋側気候に属する内陸性の気候で、全国でも晴天の日が非常に多いところであり、大規模な風水害も無く、生活には概ね好適といえます。
新市の将来像は、『水と緑と文化の調和した元気都市』とし、三つの基本理念の基に、利根川と穀倉地帯に代表される豊かな自然と奥行きのある歴史と文化により育まれた豊かな心と地域特性を財産として、今後のまちづくりに生かしていきます。
基本理念は
① 水と緑に包まれ、住み続けたい快適で安心なまちづくり
② 地域の文化を活かし、元気と活力にあふれたまちづくり
③ 参画と協働の力で育むまちづくり
最後に、自然と文化を大切にしながら、市民が主役となり、子どもからお年寄りまで元気で笑顔で生活できる、安心して暮らしていける福祉や教育の充実や安全で快適な生活環境の整備、コミュニティと地域の交流、産業振興に支えられたまちの活力など、北埼玉地域の中核的な都市にふさわしい、新しい都市像を創り上げていきます。
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