行方市(なめがたし)は、日本で2番目に大きい湖・霞ヶ浦と北浦に挟まれた麻生町・北浦町・玉造町が合併して平成17年9月2日に誕生。市名は3町で構成した旧郡名から。
茨城県の東南部にあり、東京都心から約70km、県都水戸市から約40kmの距離に位置しており、東西約12km、南北約24km、面積は、166.33km2となります。
北は鉾田市と小美玉市、南は潮来市に隣接し、東は北浦、西は霞ヶ浦(西浦)があります。地形的には東西の湖岸部分は低地、内陸部は標高30m前後の丘陵台地(行方台地)により形成されています。霞ヶ浦沿岸部は概ねなだらかで連続的な稜線であるのに対し、北浦側は比較的起伏に富んでいます。また、霞ヶ浦湖岸の一部は水郷筑波国定公園に指定されており、美しい自然景観を有しています。
東西の湖岸部分は、低地を利用した水田を形成。農業産出額は県内でもトップクラスであり、甘藷、エシャレット、イチゴ、セリ、春菊は、県の銘柄産地に指定をされている。また、トマト、ミツバ、チンゲンサイ、大葉、レンコンなどの生産も盛んで、首都圏に多品目の野菜を供給する農業産地として大きな役割を担っています。
今後は、東関東自動車道水戸線や百里飛行場の民間共用化が計画されており、広域的なポテンシャルが飛躍的に向上することが期待されています
市の花・木・鳥
−花− ヤマユリ(山百合)
ヤマユリは、香り高い優雅な花で、環境の良い所に自生します。豊かな自然との共生を目指す行方市にふさわしい花です。
−木− イチョウ(銀杏)
イチョウは、美しい黄葉をみせる高木で、樹勢が強く大空に伸び伸びと成長します。活力と創造あふれるまちづくりを目指す行方市にふさわしい木です。
−鳥− シラサギ(白鷺)
シラサギは、水辺などをおおらかに美しく舞う鳥で、同じ場所になかまで巣をつくります。心ふれあうまちづくりを目指す行方市にふさわしい鳥です。
市 章
方市の「N」と帆引き船の帆をモチーフとした市章です。
3つの帆は、麻生町・北浦町・玉造町を表しています。それぞれの色は、赤『降りそそぐ太陽』、青『霞ヶ浦・北浦』、黄緑『豊かな自然』をイメージしています。行方市の発展と飛躍を表現しています。
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